流れ星か、路傍の石か
すんごいロマンティック。
特にエガちゃんの章を読んで、この人たちは
「ロマン」に対する感度がすごく高いんだろうと感じた。皆が皆共感できる作品じゃないかも知れないけど、
「かっこわるいことが一番かっこいい」という概念がわかる
人にはとても響く一冊じゃないでしょうか。
特に印象深かったのは前述したエガちゃんの章。
「流れ星か、路傍の石か」というヒロトの詩の引用や、
「人生なんかろくでもないよ・・・でも男の子ならひとつ
流れ星にかけてみてもいいんじゃねぇか?」という武のラジオから
伝わってくるメッセージなど、青春ノイローゼともいえる私には
たまらない内容だった。
また、ユングの著書から引いた「コンステレーション」という概念も、
自分の中で実に有効なものとなった。
とにかくこの本は多くの人に読んでほしい。
事実なんてどうでもいい。真実がつまっています。
キッド恐るべし
キッドのファンでないばかりか、存在すらご存知でないあなた。
まあ読んでみてください。どこまで「ノン」フィクションかは、もはや問う必要なし。
衝撃の現場にキッドとともに立ちあえる幸せを噛みしめましょう。
もちろん、勢いと技巧に満ちたキッドの文章力も楽しめること請け合い。
特に、鈴木その子女史と江頭氏に関する章は泣けます!
「それはそれ、これはこれ」というくらいに。
テンションが高い!おもしろい!
途中で元某AV女優のベストセラーを「作文」と評する箇所があるが、
そのようなタレント本とは一線を画すハイレベルな文章・内容・攻撃力。キッドたちが出会った「最強」な人々を、愛情たっぷりに解剖する。
特に人を形容する表現力が豊かで多彩ですばらしい!
ちなみに、私は浅草キッドの格別なファンではないし、
彼らが傾倒する格闘技にも関心を持たないが、それはそれ、これはこれ。
許容が広い友達へなら(女性も含む)、
プレゼントして感心されること間違いなし。