この本で行正さんが気になる存在になりました。
行正さんのことは、その存在は知っていたけれど本は手にしたことはなかった。というのも、彼女のレシピは働く女性をターゲットにしているということで「簡単・おしゃれ・早い」というイメージだけが強く、料理を専門的にやっている私には物足りなそうだなぁ、、、と思っていたから。でも今回はなぜか手にとりました。それで、ちょっとはまりました。料理レシピは想像通り簡単なものが多かったけれど、エッセイが面白かったんですよ。特に禅の和尚さんの言葉、「日々是好日」を引用している話にはハッとさせられた。運動・睡眠・食事が大事なんですね。こんな基本的なことも日常の中では忘れがち。多忙そうな行正さんの言うことだから余計に説得力があったのかもしれない。
これだけ読ませる文章を書ける行正さんだから、今度はエッセイ本の発売を期待します!
レシピとしてよりエッセイとしての方が…
行正さんの本は何冊か持っていますが、その中でも特にこの本は、私にとってはレシピ集よりエッセイ集という色が強いです。エッセイの方が面白くて、レシピの印象がいまいち残らなかったというか(苦笑)。
特に留学中、最初にホームステイした家庭での苦労話は、ホームステイを経験したことのある私にもなんとなぁく分かりました…。
なのでレシピ集としていいか悪いのか分かりませんが、ちょっと一息つきたいときに何となく手を伸ばしてしまう本ではあります。
こんなレシピを待っていました!
何でもそうですが、創作する人の生き方や考え方が伝わってくる作品には
大きな感動を覚えます。
外国暮らしの経験豊かな行正さんならではの、各国の知恵もいっぱい詰まっていて、
単なるレシピ集と言っては勿体ないほど、手に取った者のこころを豊かにしてくれる、
素晴らしい本です。レイアウトも、リラックスしながら読むエッセイと、手早く知恵を使って作るレシピとで、
洗練された微妙な心配り。読む側を飽きさせません。
実際に作ってみたら、こんなに簡単なのにこんなに美味しくていいの?と思うくらい。
ホームパーティーでも招いた人に大変喜ばれました。
一人でも多くの女性に、いえ、男性にも読んでいただきたい秀逸の一冊です。