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意味がなければスイングはないの商品レビュー 彼らが失い、そして得たもの
先日、都会近郊の私鉄に乗ってとある瀟洒な小駅に降り立ち、偶然入った書店で見つけ、たまたま購入して読んだものが、表題のエッセイ集である。ジャンルとしては、私が日頃とくに愛好する村上春樹氏の手になる、いわゆる「音楽エッセイ」もので、クラシック、ジャズ、J・ポップスなど、幅広いジャンルにわたって鑑賞された、作曲家や演奏者の伝記やレコードに関する柔らかで奥深い論文集といってもよい。こと、音楽に関する限り、村上氏の筆から紡ぎ出されるイマージュのフォルムは、あくまで視覚的であり、ひとたび氏の手にかかると、いかなる音楽であれ、まるで一枚の精緻なミニアチュールのように、精密なタッチで描きあげられ、くっきりとした像が結ばれてしまう。そのような、彫心鏤骨ともいうべき氏の特異な才能の発露は、ここでも遺憾なく発揮されているように思われる。同書では、プーランク、シューベルト、ゼルキン、ルービンシュタイン、スガシカオなどの作曲家、演奏家が扱われているが、なかでも、テナー・サキソフォニスト−スタン・ゲッツを扱った部分は、氏のゲッツに対する並々ならぬ愛着と感情移入が籠められていて、同じくゲッツを愛好する私にとっては、はなはだ興味の尽きない面白さがあった。 こんな評論を待っていました
まさにスイングするような文体で、内容以前にまず「ああ村上さんって本当にいい人なんだなあ。シニカルに見えたり残酷に見えることを小説で書いているけど、痛みを感じながら書いているんだなあ。なんてやさしい人なんだろう」と思いました。 音楽への愛に満ちている
真の批評は創造的でなければならない。本書はそのよきお手本だ。 趣味は読書と音楽鑑賞
村上春樹は本業の小説の中にも音楽を効果的によく散りばめている。読んで影響された人も多いと思う(自分もその一人で、ジャズをちゃんと聞き始めたのは村上さんによる)。そんな村上春樹がクラシックからJ-POPまで音楽への愛情をこめて書き上げた作品。 村上春樹の音楽紹介は最高です。
色々なアーティストを村上春樹の好みで紹介していて楽しめました。知らないアーティストも多かったけど・・・。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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