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徴税権力―国税庁の研究の商品レビュー 夏休みの研究発表みたいです
決して悪い本ではないが、テレビドラマの「ハゲタカ」がヒットした年にあえて出版するような内容が詰まっているとは思えません。もっともっと肉薄した内容を期待していたのですが、国家権力、特に大蔵や国税を批判すると最寄りの税務署からのチェックが厳しくなったという匿名の著名ライターの例などを列挙して逃げの姿勢が見え隠れしています。 勿論、国税庁も強者の味方です!
税金のでたらめな使い方に、殆どの国民は日常的に怒っている! それは本書あとがきにもあるように、会計検査院が「官と官の信頼がある」との寝言を吐くように、行政の裏金、政治屋の機密費・政務調査費、捜査機関の調査活動費などをオンブスパーソンらが追求しても尚、放置し続けているからであり、法人税・相続税・所得税の引き下げといった金持ち優遇税制と引き換えに、福祉や教育分野の補助を切り捨て、庶民に厚い税負担を強いているからである。 国税庁に関する暴露本。ベールに包まれていた国税庁の実態が明るみに。
自分自身は体験がないので本当かどうかは知らないが、成功した実業家は(男女問わず)、2つのコトに頭を悩ますのだそうだ。それは、「愛人」(女性もお金を持つと積極的になるらしい)、と「税金」だという。この本は、国税庁の活動の実態と、巨大な権力を、内部資料をもとに暴露していく。個人的には、特に政治家、マスコミ、宗教団体の章が面白く読めた。実名も意外に含まれているので、ちょっとした驚きもある。約260ページだが、あっという間に面白く読めると思う。長年、朝日新聞で国税庁を担当した著者なので、内容がとても充実しているが、本にはできないもっと凄いネタもまだまだあるのではないか。せっかくだから、そんなネタに切り込んでほしかったと感じる。 なかなか読ませる
(1)この本の特徴は? 「金丸信摘発の舞台裏」とその後の自民党の迷走
第一章の「金丸信摘発の舞台裏」は大変面白く刺激的であった。特に国税庁の査察官が当時の日債銀本店に査察に入り、秘密裏に当行の営業部次長の机の中から「金丸」の二字の書かれたA4判の紙切れ一枚(割引債購入の情報)を発見したのが、金丸逮捕劇のキーになった件はまるで推理小説を読むようであった。いや、たった一枚の紙切れが事実上政界のドンであった金丸逮捕以降の自民党(経世会)の迷走となり、さらには現在の日本の政治状況を生み出したとすれば、推理小説描かれる以上の劇的な出来事でったとも言えるであろう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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