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青が散る (文春文庫 (348‐2))の商品レビュー 青春の儚い夢
受付窓口で出会ったかわいい女の子、夏子につられるようにして、もともとたいして入りたくもなかった新設大学に入学した主人公、遼平。最初は大学に入ったところで何の目的もなかった遼平だが、次第にテニスにのめり込んでいく。テニスと恋愛、さまざまな個性的な人との出会いを通して遼平が成長していくさまが描かれています。 名作
僕は、ちょうど燎平や夏子と同じく卒業間近の大学生ですが、いま読むとこの作品の素晴らしさが分かります。 人間の駱駝(らくだ)
青春小説で何かオススメない?と聞かれたら真っ先にこれをお薦めすると思う。恋愛の悩み、将来への不安と希望、友情、さまざまな青春の要素がこの物語には詰まっている。 2008年の今読んでも全く違和感がない
1982年に発行されたのだが、2008年の今読んでも全く違和感がなく、まさに青春小説だった。特に燎平の夏子に対する気持ちは読んでいて切なかった。夏子が大好きなのだが、自分が夏子を幸せにできる自信がないまま告白することもできず、ずっと夏子を見守っていた。そんな夏子が別の男と関係をもっても、強引に自分のものにしようとせず、夏子のことを見守り続けた。最後に夏子の気持ちが自分に向いたときには、これで燎平の苦労も報われると思ったのだが、どこまでも自分に正直な燎平は祐子と関係を持ったことを言えず、夏子と結ばれることなく終わってしまったのは本当に切なかった。また、テニスに関しても本当に一生懸命打ち込んでいる様子が丁寧に描かれており、燎平とポンクの試合は現実のテニスの試合を思わせるほどしっかりと描かれていて手に汗握った。 こんな小説は、他に殆どないです。
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