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驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!

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驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!の商品レビュー

5.0 圧倒的な情報量を脳ミソに仕込むと見えてきた"コト"とは?"知識のジグソーパズル"のような面白さ。
いやぁ、コレは面白い。百科事典の読書日記であるにも関わらず、ココまで笑えて、かつ、人生哲学(人は何故学ぶのか? 知識と知恵(知性)の関係は?...)について考えさせられる本はあったでしょうか? 著者がジャーナリストなだけあって、事実について どういう視点でどう表現すると面白いかが分かっているだけあって、"読ませる内容"(highly readable)です。(翻訳+訳注が実にイイですね!)

最初は父や義兄への対抗心で"ウンチク男"を目指していた著者ですが、事典に次第にのめり込んでいくうちに、自分自身との対話が増えていき、最後には知識の断片だけでは得られなかった"知恵"に自分自身で気付きます。情報の海に漂っているうちに、コトとコトの間の連関に気付き、繋ぎ合せていくと、情報の複雑ネットワークが形成されて、今まで見えてなかった"知恵"の全体像に著者は気づく訳です。それは、あたかも"知識のジクソーパズル"のよう。知識には臨界質量を越えることで知恵に転化する、というような性質があるのかも。(物理屋に言わせれば"More is different"(多は異なり)となります、スミマセン、これもウンチクですね (^-^);;)
そういうカタイ話は抜きにしても、著者と一緒になって百科事典に挑戦している気分になれるのは良いですね。ゴシップ・ネタ/未成年者禁止ネタで喜んだり(→ メンタリティが小中学生なみ!(^o^))、どうすれば百科事典で楽しめるか(好奇心を維持できるか)のゲームを編み出したり、とか。時折「どうすれば勉強が好きになるのか?」に関するヒントも出てきますので、そういう意味でも楽しめますョ。(^-^)v
5.0 トリビアとユーモア、ときどき教訓。
『ブリタニカ百科事典』全32巻を、1年かけて読破する記録である、日記文学。

とにかくトリヴィア情報満載。(私は絶対に自分の知人にはこの本のことを教えないつもりです。大切なトリヴィアの種本!)

これにつきますが、この読書日記はユーモア、ジョークも満載で抱腹絶倒。

特に『ブリタニカ百科事典』で得た知識を何とか披瀝しようと強引に話をもっていこうとする場面、あるいは物理学、天体学の知識を、テニスの試合に活かそうとするくだり。

しかも、時折、じーんと心温まる作者のエピソードや、人生の指針などもあります。

たとえば、私が得た最高の教訓は次のこと。

何かができない言い訳で、時間がないとか忙しいとか、絶対に言ってはいけない。『ドリトル先生アフリカ行き』は、作者ロフティングが第一次世界大戦中、前線の塹壕の中で、炸裂する手榴弾、ガスマスクといった環境の中で書かれた、という。(623頁)

700頁近い本なので読み終わるまで、1週間ほどかかりましたが、作者の1年に比べれば何のこれしき。
4.0 厚みとタイトルに怯まないでください。
 非凡な人の行う非凡な挑戦のようなタイトルですが、読む限り凡庸な方です。謙遜しているのかもしれませんが少なくとも天才ではありません。厚さと目次のせいで百科事典を読んだ結果が無味乾燥に書き連ねているだけと勘違いしてしまいそうですが少し違います。百科事典が核ですが実際はそれに絡めた身辺雑記です。百科事典をアルファベット順に読み進めながらそれにまつわる連想をしたり内省をしたり、そして現実の生活も日記のように綴られてゆきます。とにかく何も考えずに読み進めます。難しいこと一切無しです。事典のことも出るには出ますが当然逐一この本で報告するわけではありません。わざわざ書いておかなければ気が済まないほどインパクトが強い項目だけですからどぎつくて面白いです。
 著者の職業が雑誌編集のようでそのお仕事の様子もかなり盛り込まれています。私は本は好きですがマスコミには興味ないのでこちらはちょっと読むのが苦痛でした。それから奥さんの影が薄いような気がします。もう少し詳しい記述が欲しかった。
 なぜこのような企てしたのかも一応読み進めばおおよそのことが分かってきます。はじめに書いてあることよりも根が深いのでそれも興味深いと思います。
4.0 マメ知識好きにはたまらない
世界一頭のいい、という副題はちょっとおかしい気もするが、
百科事典の諸々の知識と日常生活を結びつけ、面白い小説に仕立てた著者のユーモアセンスには脱帽です。
知識を得ることの楽しみと、知識を増やすことのむなしさを、同時に教えてくれる傑作。
3.0 ボリュームを愉しみたい人向け
 百科事典をAからZに至るまで読破していくジャーナリストの記録。
 相当に分厚い本で、ページを開くとあまりの緻密さぶりに一見読みにくそうな印象を受けますが、文章が軽快で時にはユーモアもあり、すらすらと読んでいけます。

 一つの事だけを延々と書き続けているのではなくて、事典の項目から抜き出した事柄について、短いエピソードを淡々と並べているので、色々な話題が次々と登場して、ページ数の割に飽きずに読めました。途中難解な部分もいくつかありましたが、百科事典を読むのに比べたら、楽なものでしょう。

 後書きの解説にも書かれていますが、随所に著者と奥さんの『子作り日記』が挿入されており、人によってはこれがちょっとばかり鬱陶しく感じられてしまうかも知れません。

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