|
商品の情報
トワイライト (文春文庫)の商品レビュー おもしろいし重要なテーマを描いているが、いくつか不満な点も...
重松清がNHKのテレビ番組にゲストで出演していたのを見た 登場人物が自分にとっての未来にいるからこそ
「太陽の塔」「ドラえもん」そして「トワイライト」… 1970年代の小学生たち
1970年代の小学生たちが、21世紀を超えてタイムカプセルの開封を機に再会。大人になり、色あせた上辺だけの生き様に苦しむ元少年少女。彼らの求める「幸せ」な人生とは果たして、どんなものなのか。ドラえもんのキャラクターに当てはめられた登場人物たち、それぞれの不器用な生き方がリアルに描かれている。 人生の黄昏
大阪万博のシンボル、太陽の塔、輝かしい未来を予想させたあのイベントからはや40年もの歳月が流れているんですね。 苦さと懐かしさ
小学生の時に埋めたタイムカプセルを開封するために集まった同級生達。彼らの「現在」はしかしそれぞれに極めて厳しい。ドラエモンののび太といわれた克也は会社でリストラ寸前、ジャイアンの徹夫と真理子の夫婦は家庭内暴力で離婚寸前、まだ一人ものの淳子は、古文の有名講師としてもてはやされた時代は終わって斜陽の予備校教師。カプセルからは不倫の末惨殺された当時の教師白石の問いかけ「幸せですか」のメッセージ。特に徹夫夫妻は仮面の夫婦を演じることも出来ずに、家庭崩壊を皆の前でさらすことになる。彼らの未来は、という問いかけに答えるがごとく皆はまた10年後に開封することを約束してタイムカプセルを埋める。ちょっと苦味と懐かしさが入り混じった彼らの人生。いや全ての人たちの人生はこのようなものかもしれない。自分にとっても小学生の頃は未来にこのようなものを託すことが出来る時代であったと思う。なかなか面白い作品であった。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||