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ドナウよ、静かに流れよ (文春文庫)の商品レビュー 信念に生きた19歳の少女
題名が印象深かったので読んでみた。最初のころは筆者がこのテーマを取り上げるまでの過程を綴っていて、なかなか展開がなく退屈だった。本のテーマを1つに決めて書き上げることを決意するまでは、すごいエネルギーと運命的なインスピレーションがいるのだなと思った。後半、著者がヨーロッパに取材旅行するあたりからは、かなりその世界にどっぷりとつかって読めて面白かった。フランス、ウィーン、ルーマニアと移動して人に会ってゆく過程はサスペンスドラマのように、また旅行記のように読めた。そして最後、著者の今回の事件に関する「真実」が示されたとき、著者が本文中でいろいろな「見方」があると断り書きをしているのを知りつつ、その真実が確からしいように思えて、胸にズシンとくるものがあった。読み応えがあり共感できる良い本だった。 偽善者の自己満足の醜悪さ
単なる覗き趣味に基づくものでありながら、同情者を装った偽善でごまかした、「ルポ」。記述に客観性があるのならばまだしも、憶測と自己満足で塗り固めた記述は、たとえようもなく醜悪である。 疑似体験により読後の余韻が重い
ノンフィクションでありながら、著者のこの事件に対する思い入れが、単なるドキュメントではない作品に昇華させています。 事実は小説より奇なり
大崎さんの作品はどれも好きですが、 涙が止まらない重いノンフィクション。
ドナウ川で発見された、19歳と33歳の邦人男女の遺体。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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