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ひとりぼっちのねこの商品レビュー 動物たちを捨てる人々が減りますようにという著者の願いが叶う事を切に祈ります。
アメリカ、ニュー・ハンプシャー州の田舎に暮らし自然と動物を愛する女流作家兼イラストレーターのウェルチャーが飼っている白猫ベティに起こった真実の出来事を綴ったハートウォーミングな物語です。夏の間「こねこちゃん」と呼ばれて女の子と家族から可愛がられ別荘で暮らしていた子どもの白ねこが、秋になり人間が町に帰る時に置き去りにされ捨てられてしまいます。いつまで待っても帰って来ない人間をあきらめて新しい家を探しに森の中へと白ねこが旅立ちます。野良猫や犬や人間の子供たちにいじめられ、寒さにも襲われ疲れ果ててくたくたになった白ねこは、やがて一軒の家の前に辿り着きます。本書には著者自身の素朴でシンプルなさし絵が描かれていて白ねこの可愛らしさが存分に味わえます。文章も飾らず短くストレートで、ねこちゃんのずっと幸せで生きていたいという素直な気持ちが読む者の心に切実に伝わってきます。あとがきに書かれた「私たちがベティにしてあげたことは、ベティが私たちに与えてくれた喜びに比べれば、たいしたことではありません」という動物をこよなく愛する著者の言葉が胸を打ちます。本書で語られる運良く助かったベティのような猫は現実には一握りに違いなく、著者が意図した本書を読んで少しでも動物たちを捨てる人々が減ってくれればという願いが叶いますようにと切に祈ります。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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