エロイカもZも読み納め…?
この本にはエロイカより愛をこめて「№20ビザンチン迷路」が最後までと、Zシリーズの最終話「Z・VI ファイナル・ストーリー」が収録されています。エロイカ…の方は少佐・伯爵・ミーシャ・それぞれの部下たちがにぎやかに入り乱れて相変わらずですが、今回は大人数でバタバタしているのが目立って特に見せ場がなかったような物足りなさを感じました。
ただ、このエロイカ30巻目は「Z・VI ファイナル・ストーリー」の方がメインなのかもしれません(ページ数は全体の1/3ですが)。
作者自身の言葉で、Zシリーズへの思いと「最後」とした意味などのコメントも添えられています。
コメディのエロイカ、シリアスのZというすみわけの作品カラーでしたが、今回のZにもエロイカシリーズだったら絶対にあり得ないだろう…という展開があり、スパイの非情さが要求される面を色濃く背負っていた、Z君の苦悩がなつかしく思い起こされました。
もうエロイカはいいや…と思われている人にも、読み納めの意味で一読をお勧めしたい30巻でした。
久しぶりだねZ!
文字通り「迷路」だった「ビザンチン迷路」が完結。
最後まで話がどこまで転がっていくかわからなかった・・。
巻を追うごとに、腰抜けと化していく(西側に感化していく)ミーシャの部下たちが笑える。昔はあんなに怖かったのに。Zの完結編が載って嬉しかった!
「エロイカ・・」本編でのZの出番が減っているから、すごーく久しぶり!
相変わらず、青臭いようだけどピンチに強い男だ。
Zが最後!
トルコ編の続きですが前回よりも面白かったです。
伯爵がトルコの儀式で踊るダンスは必見。そして、この本には「Z・IVファイナル・ストーリー」が収録されている。
実は私は「エロイカ」本編よりも、「Z」シリーズの方が好きだったりする。今回で最後とはなんとも残念。が、しかし、ぺーぺーのスパイで、時にドジをして窮地に立たされるけれど、鋭い勘も働いて、最後には少佐や部下その他の助けを借りて任務を遂行するという20年前からの定型は今回もきちんと守られていた。ただ、青池先生の絵柄の変化なのか、Zも年をとったのか、あまり彼のフレッシュさ、というか、若者特有の昔の青池先生の絵柄にはあった、繊細で、ナイーブそうで、でもマスキュリンで、匂い立つような色気(?)がああまり画面から感じられなかったのが残念。でも、今回もZはやっぱりZで安心した。
青池先生、最近やたら「エロイカ」シリーズで部下DやEを出していますが、昔のように、Zもおおいに活躍させてあげてください!