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スポーツは好きではなく、よってスポーツものは感情移入がしにくいため あまり読んだことはありませんでした。 しかし、この作品はスポーツものというよりは、人の感情に重きをおいてあります。 特に、アキの感情が(素直なだけに)細かに描かれていまして、グイグイと 引き込まれてしまいました。 アキのヘタレ(お子様?)振りには、同調しました。 「この友達はずっと、私のそばにいるはずだ」という 傲慢な気持ちって多かれ少なかれ誰にもありませんか? サクラに去られて嘆くアキがリアルでした。 アキ以外でも、サクラとケンスケの器用人だからこその葛藤や 楡崎先輩の努力した人独特の(ある種かわいくない)達観。 本当に水城さんはこういう人たちを描くことが上手ですね。 3冊で終わりますが、読み応え十分です。 「何かに本気になりたい」って感化されてしまいました。 学生のときに出会いたかったな。 私は単純だから、もっと感化されたかも。
とうとうサクラとアキはネット越しに見つめ合う。 サクラが望み、求めた本気のアキ。 ふたりが悩み、選び、傷つけ、傷つき、願い、行動したからこそ生まれた ふたりだけの世界。ふたりだけの勝負の行方は… バドミントンから何かを見つけた高校生たちの物語、最終巻。 真剣になるということは、楽しくて、つらくて、切なくて、悔しくて、 嬉しくて、苦しいことをたくさん経験するということ、そして 真剣になれる何かを見つけられるのは幸せなことなんだと思えるお話です。 物語で示されたタイトル《S》の意味、あらためて自分で考えてみました。 アキが見つけた《S》の選択、特別なこと、表紙の笑顔… 『青春』という言葉が鮮やかに浮かぶラストだったと思います。
この話はこの巻で完結ということだが、エンディグにやられた。そうか、こういうこともあり・・?ってのが第一印象。 バドミントンに青春をかける男子高校生達が傷付き、挫折して、再興する話だが、3巻では彼らに隠された心の闇がこれでもかと言うほど浮き彫りにされる。又、ここで1巻のオマージュが何シーンか繰り返され、まるで映画を見ているような場面展開も印象的。 自分としてはこういう結末にしてくれた作者に拍手を送りたい感じだ。 ラストのあの一ページは切ないほど、奥が深い。
バドミントンに青春をかける男子高校生達が傷付き、挫折して、再興する話だが、3巻では彼らに隠された心の闇がこれでもかと言うほど浮き彫りにされる。又、ここで1巻のオマージュが何シーンか繰り返され、まるで映画を見ているような場面展開も印象的。
自分としてはこういう結末にしてくれた作者に拍手を送りたい感じだ。 ラストのあの一ページは切ないほど、奥が深い。