これは素晴らしい!
私は、誤植はそれほど気にならなかったが、それは、私の能力が至らないせいなのか、それとも第2刷を持っているからなのかは分からない。それとも、大学卒業からXX年経ち、文書を書くときはワープロのお世話になりっぱなしだからだろうか。本書は、受験参考書としてだけではなく、一つの知的読み物として大いに楽しめる。「現代文・小論文のキーパーソン」と称する人名辞典も読んでいて面白いが、本書の白眉は、社会学者の大澤真幸さんによる受験生向けへの講演内容をまとめた、「もうひとつの<自由> 思考のヒント」であろう。「自由」「他者」「責任」といった問題を、「臓器移植」や「敗戦後論」といった具体的話題のなかで、うまく絡めながら分かりやすく説いている。
本書のような参考書を受験のときに使える、今の受験生の皆さんをとても羨ましく思う。
小論文の為の「読む広辞苑」
辞書としてはあまりに多い別紙案内による訂正必要箇所。 出版社に問い合わせたところ訂正出版の予定なしとの事。私としてはそれでも第2版が出るまで購入を見送るべきだった。しかし、小論文に用いる辞書としては非常に実践的内容となっている。 小論文作成には必需アイテムともいえる。