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意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)

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意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)の商品レビュー

5.0 挑戦し、突破する。
この本を読んで、今まで決め切れなかったことに関して、腹を据えた決断ができた。もう後には引かない。

目的を達成する上で、
・今の活動に成果はあるか?
・自分はどのような罠に引っかかりやすいか?
・意思決定から実行のどのフェーズにいるのか?
・次のアクションはなにか?
などを俯瞰的に見直すのに、最高の座右の書。
5.0 本当に大切なことを成し遂げるために
複数の業務を抱えるマネジャーが、業務量に押しつぶされずに、成果を出すためにはどうしたらよいかを、1990年代に驚異的なV字回復を達成したルフトハンザ航空の例などの具体的な事例を取り上げながら、解説した良書である。
著者は、目標を達成するために粘り強く行動するためには、高いエネルギーと集中が必要であり、そのためには、単なるモチベーションでは不十分で、モチベーションを意志力に変える必要があるとている。そして、意志力への変化を“ルビコン川を渡る”と表現し、ルビコン川を渡る途中では、一旦、徹底的に悩む必要があるとする。
加えて、忙しく働きながらも、重要な行動は起こさないという“アクティブ・ノンアクション”の状態を脱するための3つの方策を示している。それは、1.多数の業務に圧倒されないよう優先順位をつける等して自分の業務を管理すること、2.組織や予算の制約にとらわれないよう時には規則破りや対立を恐れないようにすること、3.自分が選択する自由をもっていることを気づき、行動する自由を楽しむことである。
ルフトハンザ航空などにおいて、意志の力で、困難な仕事をなしとげた実例を読むだけでも、意思が強くなった気がする。
大量の業務に忙殺され、成果が挙げられないと悩んでいる人は必読の本である。意志力革命という少し胡散臭いタイトルは、和文のみのもので、原書のタイトルは“行動のためのバイアス −効果的なマネジャーは、どのようにして意志力を持ち、結果を達成し、時間の無駄をしないでいるか”という内容を直接反映したものである。
5.0 何度も読み返さないと・・・
モチベーションと意志の力(willpower)の違いが書かれているだけでなく、モチベーションの次に来るのは、“意志の力”であることを予言しているような本です。

「もし船を作りたいなら、男たちをかき集めて森に行かせ、木を集めさせ、のこぎりで切って厚板を釘で留めさせるのではなく、海へ漕ぎ出したいという願望を男たちに教えねばならない」
リーダーとは、これが実行できる人のことをいうのだろう。

組織がなぜ必要か、そして組織にとっての意志の力とは。

とにかく、一度では理解できないほど奥の深い内容です。何度も読み返すことでしっかり身についてくる良書です。

5.0 本の内容は上質
この本はタイトルでやや損しているかも知れません。以前ベストセラーとなった『脳内革命』を彷彿とさせてしまうのですが、本書の内容は極めて真摯なものです。
前半は個人について、後半は組織を対象にして、「あくせくしながらも結局は何もしない」仕事ぶりが生まれてしまう背景要因を分析して、具体的に有効な意識的行動を取るためには、内側から湧き上がる意志(本書ではアクション・バイアス(行動への飽くなき姿勢)と呼ぶ)が重要であることを、実際の企業のケースに基づきつつ心理学的側面を援用して示しています。ともすれば、給与・待遇が良ければ人は働くだろうと考えてしまいがちですが、それは「モチベーション」を与えているに過ぎず、本書ではそれを越えて意志の力を発揮するまでは、真に効果的な行動に結局はつながらないと述べられております。
単にビジネス場面においてのみならず、広く人の生き方まで射程に含んだ示唆に富む良書だと思いました。
5.0 モチベーションを超える「意志」の力
筆者のスマントラ・ゴシャールはポーターやミンツバーグと並ぶ戦略論の第一人者であり、欧州の経営学の教祖的存在とのこと。本書はそのスマントラが55歳で早逝する直前の書であり、以前より親交のあった訳者が翻訳を買って出たというものである。
本書は何かを成し遂げる為のメカニズムに関して、主として欧州企業の事例研究に基づき解説し、意志の力を生かして行動を起こし、組織の持つエネルギーを結果に繋げるという経営論・リーダー論を説いたものである。
社員の目的意識を伴う行動を促すにはモチベーション以上のものが必要であると言っている。ここでいうモチベーションとは外部からの刺激や何等かの報酬が得られるという期待が誘因となっている。これに対して意志の力とは特定の目標に対して個人的にコミットすることから生まれるものであるが、それは何か人から与えられた目標ではなく、自分で選択する自由がある中から出て来たものである必要がある。
また目的意識をもって行動する人々に溢れる組織を構築するには、各人のスペース(土俵)が必要であり、社内でサポートするネットワーク(仲間)の存在が大きく、これを企業文化に組み込んで行くことが求められる。
「なぜ多くの人が、能力もあり、とるべき行動も頭では理解しているのに、それでもなお、行動をとらないのだろうか」というのが本書の問題意識であり、同様の疑問を持つ方にお奨めの書である。

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