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アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

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アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣の商品レビュー

5.0 さらばウォーターフォール
色々と他のアジャイル本を読みましたが、この本が一番、アジャイルソフトウェア開発をプロジェクトにどのように適用すればよいか具体的で分かりやすかったです。

全体の構成も各項目が短くまとめられていて読みやすかったです。
200ページの専門書ですが3日ほどで読めてしまいました。

プロジェクトが上手くいかないと嘆いている暇があったら、読む価値は絶対にあります。
ブタであるプログラマ(読んでもらうと意味が分かります)の生き残るためのバイブルです。
5.0 面白かったのは「コードレビューのパターン」。コード見直し模様。
面白かったのは「コードレビューのパターン」で、3つの模様を紹介している。コード見直し模様。

オールナイタ
 お奨めしないそうだけど、年に1回はやりたい。ちょうど、昔のJUSE、今のSWESTみたい。徹夜とすればよかったかも。
ピックアップゲーム
 SHIP ITを参照せよとのこと。日本語版の書名は「Ship It! ソフトウェアプロジェクト 成功のための達人式ガイドブック」。読んでみます。
ペアプログラミング
 ドライバとナビゲータだそうです。運転者と道案内とすればよかったかも。
3.0 「アジャイル」と構えなくても、実践できるプラクティスも多いです
アジャイル開発のプラクティスを紹介した本です。
ソフトウェア開発の進め方、チームのあり方、プロジェクトの運営
等の分野で、約50個のプラクティスが紹介されています。

各プラクティスは、解説、間違った考え方、
どんな状態となると良いか、、などで、1つのプラクティスについて
5〜6ページで紹介されています。

テクニカルな部分は少なく、ソフトウェア開発の進め方、
チームのコミュニケーション、人間関係などに関連する
部分が多かったです。
ですので、「アジャイル」と構えなくても、
一般のソフトウェア開発でも利用できるプラクティスも多かった
印象です。
4.0 悪魔のささやきを天使が打ち破り、バランスまで教えてくれる
 本書によれば、「アジャイル」という名前が付けられた開発手法は、2001年2月に発表された「アジャイルマニフェスト」に端を発している。よりよいソフトウェア開発方法を解明しようとして議論した結果、次のような価値観が根底に据えられたのである。
 - プロセスやツールよりも、人と人との交流を(重視する)
 - 包括的なドキュメントよりも、動作するソフトウェアを(重視する)
 - 契約上の交渉よりも、顧客との協調を(重視する)
 - 計画に従うことよりも、変化に対応することを(重視する)

 この「アジャイルマニフェスト」を実現するための具体的手法を、本書は9つの章立てで述べている。
 それぞれ章はいくつかの節に分かれているが、その節の構成がおもしろい。
 まず最初に「悪魔のささやき」が登場し、アジャイルでない方向へ読者を誘い込もうとする。悪魔に負けない解説文を駆使してアジャイルの方向に読者を向けたあと、正反対の結論をこんどは「天使」が高らかに宣言するというベタな展開。秀逸なのがその後の「こんな気分」というセクションで、2〜3行でアジャイルな考え方を的確にまとめてくれる。最後に必ず「バランスが肝心」というセクションで行き過ぎにブレーキをかけているのが、いかにも「アジャイル」だ。

 ドキッとさせられたり、感心したりする指摘が多かった中で、特に身につまされたのが、第6章の次の一節。

 呼び出す側が、呼び出されるオブジェクトの状態に基づいて判断して、呼び出される側のオブジェクトの状態を変更すべきではない。(中略)オブジェクトの外側での判断や状態変更を許してしまうと、オブジェクトのカプセル化を破ることになる。これはバグの温床になりかねない。

 今担当しているプログラムがしっちゃかめっちゃかになってきたのは、そういうことだったのか!! なあ〜るほど。
4.0 基本的プラクティスの網羅
一から十までプラクティスを掲載した書籍。ある意味、プラクティスを知りたければ、まずこの本を読んでおけば、ある程度問題ない状態まで、プラクティスを知ることが出来ると思います。

プラクティス本は他にも色々出ていて、私は色々な書籍を読んでいるので、アジャイルプラクティス自体から得た新しいプラクティスというのは、あんまりありませんでした。

しかし、各プラクティス毎に設けられている、プラクティスを実行していると「こんな感じ」になることを説明していたり、バランスについて説明していたり、構成にかなり凝っていて、好感が持てるし、非常に分かりやすい。

ただ、読んでいると、初心者には分からないであろう単語が幾つも何度も出てくるので、ある程度業界に所属していて、色々な本を読んでいる人が読んだ方が効果的だろうと思いました。もちろん、決していきなりこの本から読んではいけないという訳ではありませんが。

悪魔の囁き、天使の声という実際現場でありそうな葛藤を表現した手法も面白かったです。特に最後にまとめられている天使の声については、読めば書いてあったことがある程度思い出せるので、いい索引になっていると思います。

訳について言及すると、私はこの訳はなかなか良かったと思います。トム・デマルコの「ピープルウェア」程ではないにしろ、非常に分かりやすい言葉、語彙で書かれている。若干専門用語が出てきて、それに対する説明がなされていないのが残念でしたけれど。

全体としては、基本的なプラクティス全般を網羅している作品なので、実際の現場でどんなプラクティスを採用するかを考える時にも役に立ちそうですし、他のプラクティスを知らない人に対しても、説明しやすい内容に仕上がっていると思いました。これ一冊あれば、プラクティスについては十分なんじゃないかと思わせる一冊です。

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