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性同一性障害の僕の商品レビュー この世界を知らない人にこそ読んでほしい
横書きのとても読みやすい文章で、引き込まれるように一気に読んでしまった。性同一性障害と一口に言っても、多様なセクシュアリティの在り方が存在していることを、この本はやさしく教えてくれる。体験を基にした自伝的小説だが、描かれている人生は予想に違わず波乱万丈。決して正しい生き方とか、理想像といったようなものではないと思うけれど、アウトローな人生をひたむきに生きようとする主人公の姿には胸を打たれる。そして何よりもこの本は、この病を得た人々も、普通の男女と変わらない恋愛のかたちを体験してきていることを教えてくれる。もし、自分の心が男なのに、女性の体を持って生まれてきてしまったら?――神の悪戯は想像以上に壮絶で過酷な試練をもたらす。それを知った時、人はもっと、自分と異なる他者に対して優しくなれるのではないだろうか。最後に添えられている詩とパルテル画のような絵も繊細で美しい。 友にエールを送る!
性同一性障害について書かれた体験談的な本は今までにも色々出版されているが、こんな風に小説のように書かれている本は珍しい。私の周囲にも同じような境遇で生まれてきた人がいて、少しでも理解したいと思い、この本を手にした。読み物としても面白いし、何よりも、性同一性障害の人たちがどんな気持ちで生きているのか、少しは知ることができたと思う。トランスセクシャルの友達は何ていうか解らないけれど、こんな本は今まであんまり眼にしたこともないし、是非薦めてあげたい一冊です。 繊細で力強い人生のドラマ
この本は、著者の体験を踏まえながらも、物語仕立てになっていて、とても読みやすく、色々な恋愛ストーリーも楽しめました。最後に掲載されているパステルカラーの絵と添えられた詩もとても素敵で、心を癒されます。今の日本では、就職等で決定的なハンディになってしまうことから、多くの夢を諦め、自殺に走ってしまう方も多いということですが、そうした境遇のなかからも懸命に生きようとする作者の姿勢が感じられ、とても心に迫るものがありました。この本を読むことで、自分の抱える悩みがどんなに小さいかを感じました。同じ境遇で悩む方、その恋人や家族、そして、トランスセクシャルの方と繋がりを持ったことのない方へも、生きる勇気と力を与えてくれる本です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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