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最後のウィネベーゴ (奇想コレクション)の商品レビュー 女王様でもそうなんだ。
コニーウィリス短編・中編四作品。 ウィネベーゴとは犬ではない
コニー・ウィリスの短中編集から表題作を強力に推奨。奇想というには当たらないひたすらシリアスな珠玉の一編。まず、ウィネベーゴって犬の種類かと思うほど、表紙絵が印象的。犬モノのオーソリティーもそう思ったか?ベスト1000レビュアー=ヤマボー氏のご指摘にほぼ賛同。選者もバランスを考慮したのではなく、これを紹介せずにはおれなかったのだろう。帯のとおり、"滅びゆくものへの哀悼、そして赦し"(エレジー〜レクイエム)がひたすら丁寧に書き込まれていく。登場するあらゆるモノ(RVがカメラが犬が)が人(老人もカメラマンも無垢な少女だって)が強烈な喪失感に包まれる。そうか、モノは壊れ人は死ぬんだよナ・・・ ちりばめられた欠片が突如9月半ばの雪みたいになって降りかかってくる。けっして暗くはなく薄明るく。つくづく小道具(特にアイゼンシュタット)が効いてると思う。長編の"航路"でも同様の仕掛けがされているし、グッとくる場面もあるのだが、いかんせん冗長な感じは否めず、かろうじて読み切っても、"エッ、ホントにこれだけなの?"という口惜しさが残った。ウィリスの資質はどこかの国の"脳谷"みたいに最新脳科学を駆使するのでもなし、もっと健全でクラシックなのだろう。当方のそれはまた多少違っているのだが、それでも"航路"を貶すよりか、"ウィネベーゴ"を褒めておきたかった。表題作に星5つ! 味わいの違う4作品
短編1、中篇3の作品集。「最後のウィネベーゴ」は、静かな寂しさに焦点を当てた叙情的な作品。作者も犬好きだったのだろう。 スパイス・ポグロム
ついニヤリとしてしまう設定が散りばれられています。 犬なき世界
SF4編が収録されている。表題以外の作品はクスッと笑ってしまうものばかりだった。女性の月経に焦点をあてた「女王様でも」。タイムトラベルものと思いきや、抑圧された男女の不倫願望に火をつける実験を扱った「タイムアウト」。ひょうきんなエイリアンを狭いアパートに引き受けてしまった女性の悲喜こもごものラブコメディ「スパイス・ポグロム」。しかし圧倒的によかったのが表題「最後のウィネベーゴ」だ。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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