これは図鑑と言うよりも・・・
かなり物持ちの良い友人の家で、押入れの思い出の品を見せてもらった感じのする本です。
著者が実際にご両親から買ってもらった最初のお人形(ちゃんと残っている!)から始まり、やがてコレクターとして本腰を入れて収集した貴重なヴィンテージ・ドールにいたるまでの、昭和30年代から40年代の懐かしいお人形がたくさん収録されています。
著者自身の子供時代の写真や、ほほえましい思い出ばなしと共に並べられているので、本当に友人の家でアルバムとおもちゃ箱を見せてもらっているような構成です。学術的な図鑑を期待するマニアックな方には物足りないかもしれません。特に、すでに色々な本で紹介されているリカちゃん人形などは白黒ページにしか載っていないので、リカちゃん目当ての方は期待はずれかも。
この著者の狙いとしては、おそらく他では紹介されていない庶民的なお人形と、当時の庶民の子には超・高値の花の高級なバービー人形の紹介を優先しているのでは?と思います。