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翻訳の基本―原文どおりに日本語にの解説著者は、エンターテイメント翻訳のトップランナーとして、つとに評価の高い翻訳家。同時に、大学や翻訳学校の講師経験者であり、初心者にやさしく教えることにも長けている。さらに、『書斎の旅人』(早川書房)や『書斎の料理人』(世界文化社)などの名エッセイからわかるように、「書く」日本語に対しても並々ならぬ関心を持っているようだ。 翻訳の基本―原文どおりに日本語にの商品レビュー こちらもお薦めの、前著「翻訳家の書斎」続編。
前著「翻訳家の書斎」が大変面白かったので、本書も続いて購入した。 翻訳業は、外国語がよく分かれば90%成り立つ商売と我々素人は漠然と思っているが、実は日本語に再構成する力のほうが遥かに重要だと、前著と本書を読んでよく理解できた。翻訳に関する通読書の形をした優れた日本語文章読本でもある。 漢語と大和言葉を適宜使い分けること、“ですます”体はとても難しいということ、「思います」をやたら使うな等々、職場で日常的に大量の文章を書いている私にとって、耳の痛いところが多い。 ためになる、おもしろい、いやみでない
「基本」とありますが、連載コラムをまとめたという体裁からして、応用に近く、目次からもそれが見て取れると思います。内容は、大変ためになり、非常に面白く読めました。勉強になりました。翻訳の勉強のために読みましたが、日本語文章論としても意味があると思います。この種の翻訳教授書は、えてして他人の悪訳例をあげて、それを指摘するのが常道であり、それがまたとてもいい教材になりますが、うっかりすると、いやみの度が過ぎたりもします。しかし、本書にはそういったところがなく、さわやかです。 読み物として非常に楽しめた
私は今のところ翻訳家ではないのだが、読み物として非常に楽しめた。ときに翻訳家がやってしまうという、「余計なお世話訳」など、笑える風刺が多くあった。だが、笑い話だけではなくそんな中にプロを感じさせる一節もあった。第1章V中-採点官はもういない-は私が感心した話の一つだ。いささかこだわりすぎの部分も感じたが、この著者はそれを自覚していて、そういった細かいことにこだわるのが翻訳家として適切なスキルだと思っているらしい。 痛快!
本当に痛快な知的思考の運動で脳みそのレクリエーションに最適です。エッセイごとの著者のしゃれっ気と落ちが絶妙です。かつ実用性に富んでいるのでまったく買って損なしという具合。翻訳作業は本当にまともに取り組む意志があればあるほど膨大な労力がかかり疲れ切ってしまいがちだけども、ユーモアと勇気を与えられます。あまり本気で翻訳をする必要がないひとも英語を訳すことがあるなら読むとぐっと訳出の質が上がると思うし、日本語もうまくなると思います。相乗効果が期待できるようです。一気に読めますから人を持つ間にでも… 信頼の置ける1冊
著者がある定期刊行の雑誌に掲載したコラムをまとめたのが本書。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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