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東京サイハテ観光の商品レビュー 自然と人工のキワキワなところがコワく、キモく、オモロー!
このサイハテな光景の共通点はなんだろうって考えたんだけど、「自然と人工の異種交配(それも失敗作)」ってとこだろうか。洞穴を掘るのも、桟橋を渡すのも、煙突をおっ立てるのも、ネイチャーに人が手を加えるものだけど、普通の開発は自然/人工をうまくシームレス化、隠蔽工作しているわけだけど、こういう自然と人工の交配があからさまに失敗したっちゅーか、まったく融合せずに違和を主張している様を見せられると、人工とか開発ってのは相当にむりくりっちゅーか、戦いっちゅーか、徒労っちゅーか、少なくともナチュラルな行為ではないんだなって気がしてくる。こういう、交配が失敗した光景ってのは同じ人間としては愛おしく感じられる訳だけど。サイハテってのは、自然のサイハテであり、人工のサイハテであり、自然と人工の辺境なんだよね。自然と人工の境界線が非常にクリアに見えるから面白いんだろうね、このサイハテの光景は。どの光景も“あの世”な感じも醸し出している(特に木の電柱ロードと海の細道ね)。 身近な辺境
東京近郊に突如として出現する辺境・最果てのような21の風景を訪ね、軽妙な文章を添えた楽しい本。ただし東京近郊とは言っても、北・東はいわき市、西は富士吉田(すごい)、南は熱海や南房総とかなりの広範囲をカバーする。自分自身の出身県である千葉県に対しては、起伏もなく、古い名刹もなく、退屈な土地で、強いて言えば海水浴場があるくらいという印象しかもっていなかったが、実は「サイハテ」という視点から見ると非常に魅力的な場所として捉えられるということを知って、新鮮だった。ドライブで行きたいが、同乗者が喜んでくれるかは、自信ない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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