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私の庭の商品レビュー 萬月流大河小説、幕末の奔放な生の意味と実感
最初に断っておく、自分はこの浅草編より次の蝦夷地編を先に読んだ。自分は道民であり、タイミングもあって一寸邪道かもしれない。けれど小説展開の手法にはありふれたものであり感想もまた一味違った物になると思う。レビューを読まれる方はご理解戴きたい。 いつ果てるとも知れない煉獄
花村文学は『ゲルマニウムの夜』芥川賞受賞の頃から読み出したわりに最近やっと受賞作を読むなど偏向した読み方になってしまっているけれども時として、甘ったるいロックポップスのような作品が混じることはあれどその作品の多くはいつも苦く、救いがない。 『ブルース』『鬱』『ぢんぢんぢん』『二進法の犬』『風転』、どれも徹底したペシミズムで読後落ち込ませずには置かないのになぜか癖になってしまう。それはマゾの資質なのでしょうか? この世に愛なんてない、あるのは自己愛=エゴイズムだけだ!とかやんわりとは判っていても肯定したくない人間の本質をブスリとやられた気分でいつも最後には誰も望まない結末を用意して蕩けそうにほくそ笑む萬月氏にやられっぱなしです。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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