戦争回避の必要性
連日の爆弾テロに脅かされ、戦場と化したイラクが、ほんの数年前にどんな国であったのか、考えたことがあるだろうか? 「旅をしているかぎり、町や村で人々を見ているかぎり、今のイラクは普通の国である。ぼくは中近東ではイラクとヨルダン、それにイスラエルとエジプトとトルコを知っているが、イラクの街路の雰囲気はこれらの国とさほど違わない。欧米諸国だけを念頭においてイランやヨルダンを特殊な国と言うならばともかく、イスラムの国としてイラクだけが違うという印象はなかった。」
この本はイラク戦争開戦前に書かれた。この戦争によって、「普通の国」が戦争によって如何に破壊されていくのか、もう一度考えてみるいいきっかけになると思う。
涙がとまりません
この本を購入してから毎日必ず眺めています。笑顔のかわいいこの少女は、
照れくさそうにカメラを見つめるこの少年は
生き延びているでしょうか?
笑顔を失ってはいないでしょうか?
そのことを考えると涙が止まらなくなります。
著者は言います、
「戦争とは結局、この子供たちの歌声を警報がかき消すことであり、
この子供たちの笑顔を恐怖に引きつらせることである。
それを正当化させる理由を僕は知らない」
(記憶で書いているので多少違うかもしれませんが)
日本のメディアは、イラクの現状をほとんど教えてはくれません。
今、世界はどこへ向かっているのでしょうか?
無関心は何よりも残酷です。
物事を深く見つめるきっかけになる一冊だと思います。