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帝国の条件 自由を育む秩序の原理の商品レビュー 帝国は自生的自由を育むか?
著者はグローバリゼーションとしての帝国を肯定する。なぜなら、それこそが個人の自由な能力を全面的に開花させる自生的秩序を形成するからである。本書では、帝国の名のもとに金融と情報のグローバルな商品化さえ肯定し、個人の自由の普遍性を主張している。それはハイエクやフリードマンさらにネグリらのいうリバタリアニズムの全地球化を意味していよう。 「帝国論」を単なるブームに終わらせない著作
ネグリとハートの『帝国』以降、一時期ブームが興りましたが、あまり深められないままに沈静化した感があります。しかし、本当はまだまだ議論すべき論点はたくさんあるはずです。本書を読めば、ほとんどの帝国論の浅薄さに気づくでしょう。論争的な部分はありますが、それに賛同するにせよしないにせよ、無視することのできない著作といえます。 ネオコンを理解するために
シュトラウスとヒンメルファーブ。ネオコンの思想を理解するには、このふたりがネオコン第二世代のクリストルやケーガンにどれだけ影響を与えているのかを知らなくてはいけない。巷にあふれる俗流ネオリベ理解や俗流ネオコン理解の過ちをクールに正しながら、一本の筋を浮かび上がらせるスリリングな展開。この部分だけでも「買い」の一冊。 ネグリ/ハート以来最大の収穫
「もう一つの世界」を具体的なユートピアのかたちで描いた、本格的な書物です。ネグリ/ハートの「帝国」以来、最大の収穫ではないでしょうか。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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