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だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する

だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する

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だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察するの解説

   著者は、女性誌や情報誌を中心に活躍している書評家。タイトルは、「だらしない」と古典文学の『更科日記』をかけたもので、文字どおり「だらしなさ」満載の彼女の日常生活を1年にわたってつづったのが、この日記である。

   まず、彼女の食生活に目を見張る。食事の時間も回数も日によって不規則。日々の献立の写真を見てもわかるように、量もハンパではない。そのあげくが体脂肪率40%! ついには、愛用のイスが体重で壊れる始末。

   基本的に出不精。歩いて5分の近所のスーパーに出かけるのもおっくうがる。掃除と洗濯が大の苦手。本と原稿とホコリで床が見えなくなった部屋で、机に向かう。下着は毎日履き替えず、たまった洗濯物を1週間以上放ったらしにしておくこともざらだ。外出の用事がない限りは風呂にも入らない。しまいには、この日記のうわさを聞きつけた母親に「下着は毎日替えろ」としかられるまでの「だらしなさ」だ。

   そんな日常生活とは正反対に、彼女は物書きとしてかなり働いている。徹夜も頻繁にするし、ときには休日をつぶしてまでも原稿に向かっている。まるで、「だらしなさ」とのバランスを取るように。

   そして、その「だらしなさ」と「勤勉さ」との均衡が崩れたとき、彼女は弱音を吐いたり、突然泣きはじめたりしてしまう。さらには抗うつ剤も時々服用し、その姿は痛々しささえ感じさせる。日記連載中、彼女のライフスタイルに共感するメールが意外に多かったと、彼女自身驚いている。それは、自分の「弱さ」までも隠すことなく書きつづっている、潔い態度への共感でもあるのだろう。(文月 達)

だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察するの商品レビュー

3.0 この箇所さえなけりゃね・・・
読書好きであり食いしんぼうの人間にとって、作者の日常や感覚にはとっても共感共鳴する部分が多く、活字ぎっしりの内容で読み応えもあり楽しんでいたのだが、ある一箇所でがっかり。
ある日、友人の子供の面倒を見ることになった日の感想で、今まで専業主婦って気楽でいいよな〜、としか思っていなかったが、子育てをしている主婦は結構大変かもしれない、というような内容。
先日専業主婦になった自分は、これでいやあ〜な気分になりました。
洗濯物は2週間に1回、ぐちゃぐちゃの部屋に住み、食べ放題食べて、別に誰を養っているわけでもなく自分が生きてくために仕事して(しかも趣味が高じてなった仕事、しかし別に社会的にはなくてもどうってことない仕事)、主婦は楽でいいなって??
子供相手して初めて「大変なんだなあ〜」って、どんだけ想像力ないし、こういうことちょろっと書いてしまって出してしまえる神経ってなんなんだろうなーと感じ、一瞬にしてしらけてしまいました。

最近多い、自分のだらしなさ、駄目さを前面に押し出し読者の共感(見下し?)を得るタイプの読み物。暇つぶしにちょうどいい!




5.0 「だらしな」生活に笑ったり呆れたり…今はHPにも行ってます
著者は書評をフリーで書くのをなりわいとしている。
それがおよそ1年間日記を書くことになった(という)。

「食事と体脂肪と…」と書いているが、因果関係ははっきりしている。
だって…すごい食欲なんだもの。
体脂肪率がほぼ毎日(計測不可能でない限り)記載されているけど
医者に行ったら「肥満」と診断されて食事制限されそう。
(実際、この本より後に食餌療法をさせられたそうだ)

写真も載っているけど、一人の女性としてどうなのかしらん?と思う。
が、「この藤田さんという女性はこれでいいんじゃない?」
とも思う。写真は、日々(全部じゃないが)の食事と
少ないけど著者の乗った体重計の目盛り、だらしな部屋(自室)などが
載っていて「…一人で食べるの?マジで?」と心配になる。

ほぼ毎日、その日に読んだ新刊(他には新刊じゃないけど漫画など)と
その簡単な感想(3〜4行から長くても7〜8行)が載っていて
私も本を読むのが好きだから、参考になる。

毎日の日記は面白く(時々、一人の女性として突っ込みたくなるけど)
さすが書評で仕事をしているだけあって吹き出してしまう。
お風呂に何日も入らない、出す日に出し忘れ半年経つゴミ袋がある、
外に出した洗濯物が雨に濡れ再度乾いても出しっ放し…。
夏はガンガンにクーラーをかけて月3万ほどの支払い額、
ちょっと出たついでについマンションを買ってしまう…
隣りに住む小さな女の子の家庭の話、は一番面白?(こわ)かった。

特別に「こんな人(芸能人とか)に会って…」とか「外国に行って」
なんて話はないのに、日々が「だらしな」で面白い。
日々面白い人って…?と思ったら読んでみるといいかも。
著書本人はごく普通の暮らしをしているんだろうけど…面白い。
厚みはあるし、難しい話は一切ない(かな?)から、暇つぶしに
なんか面白いものが読みた〜い!って人にはお勧め。
本を読むのが好きな人にもお勧め(本の話が多く出てくるから)。

続編を買って読むぞ〜!最近は「だらしなHP」にも行っています。
3.0 一生懸命ダラ。
額に入れて飾りたくなるような由緒正しき正統派「だらしな道」の
実験書と呼びたい。
そもそも「だらしな」と日記の継続記録なんてモノの間には
既に設定上の無理が存在するはずなのだが、なんでこんな面倒くさい
仕事受けちゃったんだろう(号泣)とこぼしながらも綴る文面や書評に
鋭い審美眼と才知が光る。

ナンシー亡き後の寂寥感を埋めてくれるのは彼女ではないかと思う。
餃子は皮から手作りするそうだ。ローストビーフが旨そうだ。
…しかし、ダイエットの成功を祈りたいぞ。

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