セルフ・マネージメントの大切さ
突出した身体能力があるわけではない長谷川投手が、
なぜ6年間も強豪揃いのメジャーリーグでの第一線
で活躍できたのか? それは、本人がメジャーリーグの中でもトップクラスで
あると自負する「自己管理能力」のおかげである。
本書には、精神的、肉体的に自分をいかにコントロール
していくかの具体的な方法が書かれており、実践で培われ、
結果を残している氏の自己管理術はまさにビジネスマン必読
の書である。
セルフ・マネジメントの勝利
97年に著者の長谷川投手が大リーグに挑戦するとニュースで耳にしたのを覚えている。同時にそのとき『大丈夫かよ?』という気持ちがあったのは確かだ。しかし、いい意味で僕の期待は外れ03年の今シーズンは彼にとって最高のパフォーマンスが出来たのは誰もが認めている点だ。そんな訳でニュース番組に出演している彼を目にしたのがきっかけで、この本を手にしてしまった。本書ではセルフ・マネージメントの重要性が大リーグ投手の経験から語られていたが僕にとっては非常に飲み込みやすい内容と角度だった。何よりも彼が何故大リーグで成功できたのかが分かったと同時に、彼の語る理論と体系化した思考論は誰もが簡単に理解が出来、自己管理が容易になるスキルであるといえる。あなたがビジネスマンでも研究者でも、自営業者であろうが主婦であろうがどんな立場の人でも今の時代を『より快適』に生き抜くための大切な知恵であると確信した、少なくとも僕にはその効力が存分にあったし、このスキルが多くの人々に広がれば楽しい世の中になると思う。
これは余談ですが、少年時代から海外のプロスポーツプレーヤーと日本国内のプロスホーツプレーヤーとの質の違いを随分と感じてきました。それは、日本の選手はインタビューを聞いても雑誌の対談を読んでも、たいした内容じゃないなと感じてしまう。そう感じてしまうのは海外の選手のインタビューや雑誌の対談の中には成功するためにどう生き、どう考え行動したかの知恵がちりばめられていたからだと思う(自分では)。そういう意味で本書は海外で厳しい環境を乗り越え成功した彼だから書けたのではないかとも思った。私にとっては新鮮な一冊となった。