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ぶどうの木―10人の“わが子”とすごした、里親18年の記録の商品レビュー 厳しい現実を見ているので
私はかつて保育職に就いていて、学童保育の経験が長く、知的障害児も専門に見ていた時期があり、養護施設に実習にも入った経験があるので、最初の、著者が思わず施設の子どもたちの、期待と不安の入り混じるまなざしにすくんだ場面から、よく分かって共感できた。本当に、里親の苦しみや孤独、無力を感じる瞬間も含めて、これだけ淡々とよくぞ書いて下さったと思う。私も今子供がなく、しかし養護施設の子供達のはかりしれない心の傷や、「どうか自分を選んで。他の子なんか見ないで」「期待を裏切らないで」と訴えるまなざしを思い出した途端「とてもこの中で一人を選ぶなんて出来ない」「この子の傷は深すぎて、私には支えきれない」と思う。そして自分の弱さに嘆息するばかりだ。 ただ、少し気になった点を挙げると、お子さん達の名前は仮名にしてあるけど、写真は掲載してしまって大丈夫なのかしら?と思ったのが一つ、 あと、預かりの途中で、「大きなトラブル」を起こして、止むを得ず著者が措置解除をするより他なかった少年が一人だけいたけれども、彼について、一体何があったのか?プライバシーに触れない程度でやっぱりキチンと書いて頂きたかった。 「感動した!!」なんて表現じゃ、うすっぺら過ぎるほど、心揺さぶられた。
「感動しました・・・。」ホントはこんな表現じゃ伝わらないとは思いつつ 子育てに迷ったら・・・(^^)
自分も同じ体験の中で生きてきました。だから純平君の気持ちも、今、親になって坂本さんご夫妻の考えも伝わります。 涙なくしては読めない
皆が子供を社会の「宝」として誰の物ということなく公平で大きな愛情を持って見れたら・・・。純平くんのことは可哀相でなりませんでした。たとえ社会の偏見がなくても幼少期に親から引き離された子供たちは敏感に感じ取っているのです。変わらない永遠の愛と安らぎの場所を渇望する子供たち。取り返しのつかない大きな穴を一心に埋めようとする里親たち。成功や失敗も含めたこういった実録の積み重ねによって制度や世間の目が少しずつ変わってゆくのを待つしかないのでしょうか?お役所仕事の鈍さと融通の利かなさには腹が立ちました。幸せになる権利は全ての子供にある。生まれてくるすべての子供に幸せがありますように。 彼らが里親を続けてきた理由・・・
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