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半島を出よ (上)の商品レビュー 「目的」と「目標」を設定することの大切さ
村上龍の経済関係やサッカーのエッセイが好きです。小説はほとんど読んだこ リアル
日本の経済が縮小していく過程とそれに対する対策、北朝鮮の福岡占領とそれに対する日本政府の対応等々、いかにもあり得そうなリアルな展開。北朝鮮側の面々、日本政府の面々、そしてホームレスの人々の生い立ち、キャリア、視点などが詳細に描かれ、物語の背景も細かく作り込まれている。それでいて物語全体のスピード感が損なわれていないのはがすごいところ。 イラク戦争(アメリカ=北朝鮮 イラク=日本)
この作品のポイントは、章ごとに話の主観人物が切り替わり、役人、イシハラグループ、北朝鮮の兵士と様々な立場からこの事件を眺められることだ。北朝鮮の兵士は「木でできた短い箸は使いづらい」と嘆いたり、日本人が金正日と呼ぶのを「偉大なる首領同士」と呼んだり、徹底的に北朝鮮兵士としての立場を踏まえている。 リアルなシミュレーションと壮大な物語
この「半島を出よ」という作品は、上巻と下巻で少しスタイルが違っていて、上巻が徹底的にリアルな想像を元に執筆された話であり、下巻はエンターテイメント性を重視した物語へと展開される。それ故、若干上巻・下巻で読者として戸惑ってしまう部分はあったが、全体的にとても楽しむ事が出来た。話のボリュームは多いけれど、作品通してスリリングな展開が広がり、飽きずに読ませてしまうのはやはり流石だと感じた。 実際に
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