医者のエッセイが×
小林よしのりの考えにはいつも大賛成なのだが、途中で出てくる医師のエッセイには辟易させられる。 だいたい老人医療をやっている医者ってのは、「自分のやっていることが最も人間らしい、優しい医療だ」なんて独断的勘違いをしやすいんだよな。それで、手術だの西洋医学だのに批判的意見を吐き、大衆的迎合を獲得していく。
手術や抗癌剤治療が万能でないのは当たり前のことではあるが、それに頼らざるを得ない患者さんは大勢いる。自分が真剣に取り組んだこともない分野に関して、安直に批判じみた台詞を吐くのは卑劣なことである。
池田大佐の奮闘に、泣かない人など皆無でしょう。
冒頭の漫画にて「占守島攻防戦」に触れた小林先生。さすがです。戦後永らく忘れられていた、大東亜戦争最後の「勝利」戦。祖国を思いながら(終戦であるにもかかわらず)戦いながら死んでいった英霊も、小林先生の仕事にて世にでる事が出来たのは嬉しい限りです。
特に池田大佐の人格と能力。圧巻です。20世紀の戦いにて無血開城を行ない得た軍人がいたとは!そして、最後の突撃前にあれだけの感動的演説を行える上官をもった部下の気持ちは!この話に触れて泣かない人など皆無でしょう。そして「日本人としての当事者意識」に目覚めない人も皆無でありましょう。
立ち読みでもいいです。(スミマセン)冒頭の「占守島攻防戦」だけでも読んでみてください。(無論、他記事も他類書を圧倒してますよ)
領土問題に新しい話題を提供
まず,ゴー宣EXTRAとして,千島列島の占守島(しゅむしゅとう)をいかに日本軍が守り,そのために北海道を日本の領土として守ったか,が描かれている.渡辺陽一氏とのインタビューでも,いかに領土が重要であり,ロシアが北方四島の返還に応じないかが議論されている.ここは重要な論点である.久坂部羊氏のエッセイ「現代の医療,じつは野蛮で原始的」には,今回も納得.「現代医療はなぜ原始的なのか,それは病気を治すことしか考えていないからだ.では,未来的な医療とは何か.それは死を肯定する医療ではないか」という著者の主張に,今回も考えさせられた.「死のソフトランディング」をサポートする医療は本当に重要だ.