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最後の家族 (幻冬舎文庫)の解説リストラにおびえる父親・秀吉、若い大工と密会を重ねる母親・昭子、引きこもりの長男・秀樹、10歳年上の元引きこもりの男と交際する長女・知美。ある日、向かいの家で男に髪をつかまれて引きずられる女を目にした秀樹は、それが「ドメスティック・バイオレンス(DV)」だと知り、いつしか女を救うことを夢想しはじめるが…。 最後の家族 (幻冬舎文庫)の商品レビュー 遅ればせながら
初版から7年を経て、遅ればせながら読みました。今年春のドラマで、月9というメジャーな時間帯に、若者それぞれが抱える問題の一つとして初めてDVが採用されていたことを思うと、著者が取材を重ねてこの小説を書き下ろした頃と、現在の状況はあまり変わっていないどころかさらにエスカレートしているように感じます。「親しい人の自立は、その近くにいる人を救うんです。」という弁護士の言葉には、子の立場、親の立場のどちらからも深く共感するものがありました。 家族にも読んでもらいたい小説
村上龍の引き篭もりを描いた小説で「共生虫」というものがあるが、そちらは家族内のコミュニケーションが破綻して、残酷なまでの悲劇を呼ぶまでに至るのに対し、この「最後の家族」は、家族それぞれが自立した考えを持ち、結果ハッピーエンドに結びつく事になる。ハートウォーミングな内容故に、彼の持ち味とも言える、鋭い緊張感を味わえないというのは若干不満ながらも、「共生虫」のように個人的に楽しむ本とは違い、他人にもこの本を薦めてあげたいという気持ちが起こる。僕自身、読み終えた後に、自分の家族にもこの小説を読んで欲しいなという気持ちになった。 さまざまな視点から
父、母、兄、妹それぞれの視点からストーリーが展開されます。 5★コーヒーが象徴するモノ
リーマンにとってコーヒーは目覚まし時計だ。コーヒーは出勤・退勤のタイムカードだ。 村上…龍!?
村上龍の小説で泣いたのは初めてかもしれない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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