スズキユカさんに乾杯。
素晴らしいの一言に尽きます。原作はあまり好きではなかったのですが(なんだかトリック?がこじつけな感じがしてしまって)この漫画はかなりいけました。シャープで無駄のない動き。ストーリーがするすると頭の中に入っていく。そして、綺麗な絵柄も独特の世界観にマッチしていて・・・。絶妙です。
ミチルとロイディの会話が可笑しくて好きですw
スズキユカの世界
ストーリーなどについてはもう書いている人がたくさんいるので、私はこの漫画から受けた印象を書こうと思います。
まず書きたいのは、この漫画を読んでいるとリズムを感じると言うこと。
少し大げさかもしれませんが、一つひとつの行動・展開が、私に躍動感・音楽を、そしてその絵は色までもをリアルに感じさせました。たった一巻の読み切りなのに、そこには壮大な世界があったのです。
私にとって新感覚な漫画でした。この本は是非たくさんの人に手にとってもらいたいです。
圧倒。
私は原作を読んでいない。しかし、この漫画だけでも物語がしっかりと掴めたと自負する。もちろん原作を読んだほうが理解度は増すのだろう。だが、この漫画は「絵」という道具を使って森氏の「女王の百年密室」の世界をしっかりと作り上げている。原作を読んでないので、森氏の世界を完璧に再現しているとは言えないが、一つの「世界」を作りあげているのは確かだ。それに、「完璧な再現」ばかりがいいとも限らない。スズキユカ氏の絵によって、森氏というフィルターを通したスズキユカ氏の世界、それをまた通した自分の世界がきっと各自それぞれで見えている。賛否両論あるのかもしれないが、私はこの漫画によって見えた世界がとても好きである。