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右翼と左翼 (幻冬舎新書)の商品レビュー 問題設定が疑問
ある考え方をする集団や人物を指して、右や左(右翼、左翼、右派、左派)などと呼ぶのは、ある文脈において話をわかりやすくする便宜にすぎず、右や左がまずあってその思想の内実があるのではなく、思想の内実がまずあって右や左がある、というふうに私は思う。だから本書のように、右とか左とかが指し示す内実(その推移も含めて)を問うような問題設定が果たして有意義なものなのかという疑問が頭を離れなかった。私のように思う人にとっては、右や左は、仏革命時の急進派の議会における空間的位置によって定まった相対概念以外の何ものでもなく、本書の問題設定自体に戸惑うのではないだろうか。 日本の左翼は非現実的で、右翼は思想を徹底していない、どちらも現在の生活を維持しようとしているだけで正義を欠いている、と両者ともに強烈に批判
本書は三部に分かれている。まず第一章で、右翼・左翼の辞書的な意味が整理される。各種の辞典などに記述された定義が並べられて、左翼=進歩、急進的、革命、平等、個人重視 vs 右翼=保守、反動的、伝統、共同体重視 などの概観を得る。 答えはここに
右翼と左翼とはフランス革命かなんかの時代に議長の席から見て右側が保守派、左側が急進派だった事が語源のルーツで、今の世界も同じように保守と急進の違いを両翼に見立てて使われる…程度の知識しか持っていないのならば読む事をお勧めする一冊。 左翼右翼は関係ない。民主党は日本人の敵である(;'Д`)ハアハア
(;'Д`)ハアハア ホッカルさんは民族主義者ではないし、天皇を崇拝しているわけでもない。(天皇は国益のための道具であるという考え) わかりやすい
フランス革命の推移を簡単に説明することによって、右翼・左翼が状況によって右にも左にもなりえるということを解説したあと、ナショナルとインターナショナルつまり民族主義とグローバリズムは右と左のどちらに入るのかを説明してくれる。次に日本の戦前・戦後の右翼と左翼の位置を説明し、日本における独特のねじれ構造が生じた理由を明らかにしてくれる。全体を通してとてもわかりやすい。ただ個人的には政治的統制が強くて経済的統制が弱い状態を保守主義志向とする田中愛治早稲田大学教授の座標モデルに関してコメントをして欲しかった。確かにリバタリアン=新保守主義と言われるが、これはアメリカの新保守主義であって本来の保守主義ではないというのが佐伯啓思氏らの日本の保守主義運動だからだ。この本にはそのあたりの保守主義に関する議論がほとんどなかったように思われる。 本の最新売り上げランキング - トップ10 | |||||||