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東京おさぼりマップ―リフレッシュスポット230件徹底ガイドの商品レビュー おさぼりは「人間性の回復である」
いいよ、いいよ。仕事なんか後回しにして、サボッちまえよ。 リーマンは最高!ってコンセプトで突き詰めてほしかった
この本、パロディ風に作る必要があったのだろうか?文春「東京いい店うまい店」にはホイチョイ「東京いい店やれる店」ってパロディが既にあり、あれはあれで“シャレと実用”が両立していた。この本は、“パロディ”に拘束されて“シャレ”にも“実用”にもなってない。テーマ的に共感するものがあるだけに惜しい。“パロディ”という手法同様、巻頭エッセイの安西水丸、村松友視、泉麻人、目黒考ニ...って顔ぶれもあまりに80年代だ。大体、今はリーマンじゃない人々にリーマン時代のおさぼりを懐古させるって趣向はどうなのよ?これって、作り手のコンプレックス、羨望が透けて見えて、かなりネガティブな気分になる(読み手にもそういう潜在意識があるから)。自由業成功者をリーマンの上位概念に置いといて、「20分間のリフレッシュ!」って言われてもミジメ。ハッタリでもいいから「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」って心意気がほしい。エッセイも、ゴーンとか奥田碩に若き日のおさぼり白状させるとか。リーマン礼賛、リーマンは最高!ってコンセプトでいいのでは。 ガイドと思いきや、ためになるビジネス書でした。
旅行ガイドコーナーにあったので「東京のガイドブックかな」くらいの気持ちで手に取ったのですが、これは東京案内の形をとった不思議なビジネス書でした。前半の元サラリーマン文化人たちのエッセイでは「サボリの効用」、つまり気分転換を仕事に生かす方法を体験的な話から教えてくれます。一転、後半は高級ホテルのロビー、カラオケボックスなどさまざまなスポットでの意外なサボり方を検証。さらに都内を駅別に分けた「穴場サボり場紹介」と、より実用的な内容が盛り込まれています。それぞれのスポットのイスの数や座り心地、冷暖房の効き具合などを★で評価した部分はばかばかしくも生真面目な感じで好感が持てました。カバーの隅に「会社でご使用の際は本ブックカバーを裏返してご利用ください(タイトルが隠れます)」とあるあたり、どこまで真面目なのかよく分かりませんが、たくさん入ったイラストを含め、全体を覆うトボケた味わいは、文句なく肩の力を抜いて楽しめます。仕事合間の休息を後ろめたく思うと気分転換になりませんが、本書のように楽しめれば、前向きな気持ちで次の仕事に望めるような気がします。休日の「待ち合わせ場所」ガイドとしても使えると思います。 1000円ならば、適正かな
活字ばかりの東京ウォーカー? これで、この価格は高すぎる。
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