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OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべての商品レビュー 日本型イノベーションの終焉
最初の章にこの本での内容が書いてあるので,まずは最初の章を読んでから パラダイム変化
製造業における大きなパラダイム変化をわかりやすく説明している。どのような産業であれ、新しい技術を他社に先駆けて導入し、新製品を生み出すことは自社に競争優位な環境を作る上で極めて大切な要素である。しかしながら、Chesbrough(2003, 2004)が指摘するように、多くの産業において、企業内の中央研究所は時代遅れとなっているのかもしれない。知識の普及は早く、アイディアは急いで活用しなければその価値はなくなってしまう。コンピューター業界はもとより、P&G(コンシューマーヘルス)の事例やミレニアムファーマシューティカル社(製薬)の事例などイノベーション戦略の舵取りが大きく変わろうとしている産業についても触れており、イノベーションジレンマを痛感している産業にとっての良い教本となると思われる。但し、ページ数の関係上からか少々総花的な構成になっているため、将来オープンイノベーションの活用の是非を考察しようと、自分の業界に照らし合わせて読む場合には不満足感を覚えるかもしれない。 PARCでのイノベーション
著者チェスブローは、多くの事例を取り上げて、従来型のクローズドイノベーションでは、これからのイノベーションは実現しないことを指摘している。 訳がひどい
Open Innovationへの移行が多くの産業で顕著になりつつあるという現象を最初に記述したという点でチェスブロウの貢献は大きい。ただし、Open Innovation化はすべての産業、すべての技術で進んでいるわけではない。その程度は、産業や技術の特性によって大きく異なる。Open Innovation化を促進する要因、阻む要因をもう少し深く分析して欲しかった。例えば、製品サイクル、知的所有権がどの程度守られているか、あるいは知的所有権を犯さずにどの程度新技術を「真似る」ことが出来るかといった要因は重要である。ただし、この訳書の大きな問題は、訳のひどさである。原書と比べると2,3割記述量が減少していて、論点が曖昧になったり、意味が変わってしまっている箇所が随所に見られる。読んでいて、前後のつながりがおかしかったり、意味が合わないところは、原書と照らし合わせると、ほぼ訳の間違いであった。内容を十分に理解せずにわかりやすい訳を追及した訳者と、校正をきちんとしなかった出版社の責任は大きい。チェスブロウが可哀想だ。この訳者の本は二度と読まぬと決めた。原書で読まれることを勧める。 ゼロックス、IBM、インテルの事例
現在主流となっている多くの技術がゼロックスのパロアルト研究所で開発されていたことはあまりにも有名です。にもかかわらず、ゼロックスは全世界を制覇していないのか?では、ゼロックスの中で研究開発から事業化までを続けていたら成功していたのか? 本の最新売り上げランキング - トップ10
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