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評者は、早稲田と慶應義塾、何れかの関係者(この二つの大学の場合、片方に関係していれば、事実上もう一方にも関係しているとも云える。早稲田と慶應は、100年以上もの長きに渡って最強最大のライバル同士であると同時に最高最良の親友同士でもあるから)である(笑)。 他の評者も述べている様に、慶應義塾三田会を某宗教団体と比較分析しているところは面白い試みであると思う。著者の独自性が感じられ、高く評価されよう。 反面、この三田会が外部の人間からは何か得体の知れない秘密結社めいた存在として見られかねない様な記述も気になった。陰謀論めいたセンセーショナルな表現が個人的には残念であるのでその点を挙げ、星一つ減じさせて戴く。 全体としては良書である事は間違いないところである。橘木氏の「早稲田と慶応」と併せて読まれる事をお勧めしたい。慶應義塾関係者は勿論、早稲田大学関係者(笑)、両大学受験生やその保護者、また他大学・教育界関係者に広く御推薦申し上げる次第である。
慶応三田会を様々な側面から考察した書物です。 一度所属すれば相当な恩恵が期待できる三田会の中身 がよくわかります。 そのメリットは海外ですら期待できるものです。 早稲田にすら早稲田三田会があるというのには笑いました。 さらに創価学会と三田会を類似の組織として比較したところは 見事だと思います。 教育学的にも社会学的にも面白い書物です。