いい言葉ばかりです。
ユダヤ人ほど、知性を重んじてきた民族はあるまい。国土も持たず、文字通
りに徒手空拳で、過酷な環境と闘ってきた。
そこで身につけた知性しか頼れるものがなかった。
おそらく世界の中で、ユダヤ人と日本人ほど、教育熱心な民族はあるまい。
知恵は処世術だ。知恵は人生を巧みに渡る、ノウハウである。人生の羅針盤
となるのが知恵である。ヨーロッパでは中世から「教育のないユダヤ人を見つけることはできない。
ユダヤ人以外に育てられたユダヤ人のほかには。」という言葉ができた。
苦難は人間を鍛えて磨く。ユダヤ人は苦難に耐え抜くだけの自信と力をもっ
てきた。
ユダヤ人のもう一つの特徴は、笑いを好む民族だということである。
人種学からいってユダヤ人という人種は存在していない。
ユダヤの民はとにかく考える。
この本を読んでやっと、ユダヤ人がなぜ 商売に長けているのか分かりました。それは、考える習慣、文化を持っているからなんですね。
日本人は、食事の時、箸を使いますよね。
箸を使う習慣があるため、手先が器用。
その手先の器用さが、製品の性能を押し上げる。
そのことが、日本が先進工業国になった理由の一つとも言われています。
それと同じように、
ユダヤ人は、考えることを一つの習慣にしていることが分かりました。
日本人が箸を使うように、ユダヤ人はとにかく考える。
ユダヤ人は、日本人に会うと、こんなことを聞くでしょう。
・なぜ、日本人は箸を使うのか?
我々、日本人は、「便利だから」とか、とかく曖昧に理解しています。
曖昧でいいと考えているところもありますよね。
私は気になって、ちょっと考えてみました。
そして、日本人は魚を食べる民族だから。
だという結論に一人で達しました。
魚の小骨を取るには、フォークとナイフではやりにくいですよね。
もうひとつ。大前研一さんの著作にあったと思うのですが、
・なぜ、足袋は白いのか?
大前さんの本には、こう書かれていました。
足袋が白いと汚れやすいではないか?
不経済だ。って。
その理由は、大前さんの著作には無かったので、自分で考えてみました。
自分の結論は、こうです。
・日本人は、靴を脱いで家に上がる文化を持っているから。
自分の足が汚れていないことを証明するために、足袋は白いのではないか?
今と違って、昔は、下駄。
靴よりも足は汚れやすい。
しかも、今のように道路がアスファルトで覆われておらず、土汚れが足につきやすかった。
足が汚れている人を家に上げるのはイヤですよね。
日本人の相手の思いやりが結局、足袋を白くしたのではないでしょうか?
このようにユダヤ人が何にでも興味をもって、いろんなことについて考えていく様をこの本では語っています。ボリュームがあるので、読むには疲れますが、大変参考になりました。