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数学の標準問題習得が目的なら、旺文社の「標準問題精講」を3冊やるか、東京出版の「1対1対応」を6冊やるほうが時間的に良いと思う。 そして難関大を受けるなら、その後に数学的思考力強化のために旺文社の「極選・発展編」を2冊やるか駿台文庫の「最高峰の数学へチャレンジ」をやるか東京出版の「新数学演習」をやることをおすすめする。 理系の難関大を目指している人が、この青チャートを3冊やった後に数学的思考力強化のために上記の3冊のうちどれかをやっていたら、英・理にかける時間が必然的になくなってしまいます。 他教科の勉強時間との兼ね合いを考えて、この本を完璧にやれるかどうか、よく検討してください。
通称「青チャート」。 収録問題数は、【例題】327問,【練習】391問,【演習問題】246問【総合問題】58問の計1022問となっています。 初版の総問題数は994問であったので、どこが変わったのか調べたところ、特に基本例題を中心に充実が図られたようです(詳しくは後述します)。 書名に「基礎からの数学」とあるように、各項目における基本となる事柄や教科書レベルを中心として、入試標準レベルの典型問題の解法まで網羅されている参考書です。 基本事項の解説や問題解法の「指針」や「解答」を読むことで、「受験の基礎(=易しいという意味ではない)となる基本的な解法を体系的に学ぶことができるようになっています。 2008年2月に改訂版が発行されましたが、解説が従来より詳しく丁寧になっています。 例えば、数学2の「分数式の加法。・減法」というテーマに注目すると、初版では1問で扱っていた内容を改訂版では、基本例題4,5,6,7の4問で扱っています。 他にも、「1問でいろいろな要素を盛り込んでいた箇所」について、何問かに分割して段階を追って丁寧に解説するようになっているようです。 他にも、数学1A版に引き続き、「知識の整理」をするための「まとめ」ページや知っておきたい発展的内容を扱う「参考事項・補足事項」ページが新設されています。 また使い勝手の面でも、巻末に「例題一覧」が復活したり、だいぶ改善された印象を受けます。 本書をしっかりマスターすれば、難関国公立文系や国公立大理系、私立大理系への受験対策まで幅広く使えます。 最難関の国公立大理系を目指すなら、本書で得た知識を土台として、高校数学の範囲外でも難関大学では出題されてもおかしくない知識を他書で上乗せしておきたいところですが、本書をマスターした時点でかなりの実力がついていることは間違いありません。