終わったな という感じです。
「プロカウンセラーの聞く技術」の出来がすばらしかっただけに
ガッカリしました。
臨床心理士としての経験に基づく心理学上の知見が
羅列してあるだけで、読者がコミュニケーション力を
高めることに直接的には寄与しません。
教養書ですね。
終わりの方は、著者の宗教観・哲学観・人生観になってしまい、
アレアレッ て感じです。この著者もこれで終わりだな、と思いました。
※酷評になりましたが、「聞く技術」のほうは
最高評価をしています。
タイトルにギャップが?
『聞く技術』『夢分析』に続く3作目。
ただ、今回はタイトルにひかれた読者にはややズレを感じると思います。著者の言うコミュニケーションとは、人との対話だけではなく、自分と自分の影、自分と自分の身体、自分と大いなるもの(神仏)との対話を含むとのこと。
これらすべての「対話」を磨くことで、人間関係の充実、葛藤や悩みの解決、人格の向上に役立てることを狙いとしています。
したがって、内容はコミュニケーション技法といったものではありません。心理学をベースにしながらも、宗教、老孟思想といったところにまで話が及びます。
30の項目から成る内容は参考になる記述も多かったのですが、タイトルとのギャップが残念でした。