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情報過多な今日、まずは、耳目を集めて、「ワタシを見て!それで、 話を聞いて!」的な現象はいたるところにあります。 また、企業組織からみても、従業員が、とにかく情報処理に忙殺 されて、生産的な仕事への集中時間が少ない、とか、消費者向けと しては、個人向けマーケティングやポータルビジネス花盛り。 そんな中、新時代の通貨?と言い切る強気な概念、アテンション からみたさまざまなテーマを読み解いたのが本書。 アテンションと言っているわりには、1ページにさまざまな囲みの 記事が複数あったりして、大変アテンションを乱す、読みにくい 体裁になっています。また、内容も、体系だって書いている わけではなく、けっこう断片的な考察や事例が多いので、読みやすく はない。 でも、アテンションという切り口で説明できる事例が、実は 今の世界、氾濫しているのだね、という気づきを与えてくれる 本書は、新時代を見通すには、必読なんじゃないだろか、と 思い、★5つで大サービスです。 アテンションスケープとはじめ、アテンションを計測する試み の章は、冗談かと思うくらい、真剣な試みを知って、ある意味 笑えます。
『情報過多の現代において最も欠乏している経営資源は、人・モノ・カネではなく「アテンション」という資源である。故にその希少性を理解した上で、それを適切に経営管理すべき。』 というのが本書のメインのメッセージ。 ブログブームによるインターネット上の情報の爆発的増加、ソーシャルブックマークなどのツールによる情報の整理・重み付け、などの今のインターネットのトレンドを読み解く重要な視点が本書の中には含まれている。 ただ、下記は読み進める上で苦労したり、期待はずれの部分であったため、参考にされたい。 ・本論と関係のない注記・コラムがあまりに多く、本論の理解を難しくしているため、注記は注記でそれだけを読んだほう良い ・アテンションという言葉の使い方が章によってまちまちのため理解を難しくしている(「かけらた時間や労力=アテンション」かのように語られてる箇所も散見される) ・5年前のインターネット環境を題材に語られているため、現在、そしてこれからの動向が「今」の視点で読み解かれているわけではない(自分で考える必要がある) 下記のような方には、お勧めの一冊。 ・メールやブログなどの情報にうずもれ疲労感を感じ、その疲労感の原因を知りたい方 ・仕事でメールやメッセージを発信しても相手からのレスポンスが悪いと感じている方 ・インターネットの動向を読み解く上で、アテンションエコノミーという言葉に興味のある方