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元リバプール監督にして仏サッカー協会テクニカル・ダイレクター、ジェラール・ウリエと、元?U18仏代表監督のジャック・クルボアジェによるプロサッカーコーチ(監督)のためのテキストである。 プロサッカーコーチに必要な資質、技術etc.について多角的に取り上げている。 練習のマネジメント、試合のマネジメント、組織のマネジメント、関係者とのリレーション、特別なシチュエーション(試合に出れない選手、プレスからの攻撃、成績不振etc.)への対処・・・。 翻訳陣は小野剛&今井純子の筑波大OB/OG勢。小野氏はいわずと知れた日本サッカー協会技術委員長。 フランス語というのは、どうも独特の叙述/修辞があるらしく、上記エリート翻訳陣もかなり苦戦のあとがうかがわれ、ときとして何を言っているのかよくわからんフレーズもあった。 それはまあ良いとして、そもそもこの本は、日本のどんな人々を対象に訳され、出版されたのだろうか? 現役のプロコーチ(成年レベル)か? 現役コーチが本書をありがたがって読むだろうか?釈迦に説法という気がしないでもない。仮に読んだとしても、どれほどの読者数になろう? では、育成系のプロ/セミプロコーチ?はたまた巷のアマチュアコーチ達か? いずれにせよ、本書の内容のホンの一部しか、直接的に有用なモノはないであろう。 まぁしかし、大修館という出版社はそういマーケティングだの売れ筋だのということをあまり考えない、スポーツ文化振興に役立つ本を地道に出版しているトコロだから、まずはそのスタンスに敬意を表すべきなのかもしれない。 でもねぇ・・・。