リーダーシップのテクニック
物語形式で進むリーダーシップの学習本です。リーダーシップを以下の3つの要素に分けています。
1.リーダーの仕事
ビジョンを掲げる
部下のやる気を出す
イニシアティブに弾みをつける
2.テクニック
3.個性や資質
3を変えるのは簡単ではありませんが、2は誰でも努力すれば身に付けられるとして、主にテクニックについて紙面を割いています。
物語を用いて、いろいろな局面でのテクニックを具体的に述べており、分かりやすい内容になっています。
ただ、テクニックを駆使するには、1を行える能力があることが必要です。主人公のアレックスは経験やカリスマ性こそありませんが、著名なビジネススクールをトップに近い成績で卒業したエリートです。
表紙に記してあるような「どこにでもいる普通のビジネスマン」が、これ一冊でリーダーシップを発揮できるわけではないでしょう。
リーダーシップの本を初めて読む人にどうぞ。
今まで自分の性格上、リーダーというものに向いておらず、興味も無かったが
会社を変えていくには、自分を含め全員がリーダーにならなければならない時があると
最近になって強く思い始めた。最近読んだ雑誌にも、日本人は性格的にマネジメントは得意だが、リーダーは苦手
という記事を読み、リーダーシップの本にチャレンジすることにした。
そこであまり難しそうでなく、さらっと読めそうな本と思い本書を手にとった。
結果、短時間で飽きずに読めた上、バカにはできないほどエッセンスが凝縮されている
事に感心した。
また架空の主人公を中心に、物語調で進むのだが、理想論だけではなく
随所にリアルな描写がちりばめられおり、実話に基づいていることがうかがえる。
それと自分は訳者についてあまり何も思わない人なのですが
本書を読んだ後は、訳者の村井さんについて「上手だなあ」と思いました。
で、過去の訳書を見て納得、マッキンゼーに関する書を3冊も翻訳された方
だったんですね。さすがに業界知識がある方が翻訳すると違いますね。
深く考えずに選択したのにラッキーでした。
まるでテレビドラマ
訳者あとがきに「まるでテレビドラマ」とあるがまさにそのとおりで、CMの次に、続きが読みたくてたまらないという構成である。リーダーシップ=ビジョンを掲げる×部下のやる気を引き出す×イニシアティブに弾みをつける
というリーダーシップの公式が良くわかる本である。他のアレックスシリーズも読みたくなった。