BCGってこんなもんなの?
コンサルティング業界のトップに位置し続けるボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のコンサルタントが執筆・翻訳した著作。昨今の一点豪華主義という消費スタイルについてさまざまな視点からと調査・分析している。
タイトルにあるテーマを随分長い期間をかけてリサーチしてきたらしいけれども、その割にはどうも中途半端な感が否めない。
長期間かけて調べてきたという努力の結晶が見えない。
それに、切れ味が鋭くない。
だから申し訳ないけど面白くない。
だいたい面白くない最大の理由はマーケティング本のハイライトとも言えるケーススタディの題材が日本人の僕にとって馴染みのないものばかりだから。
せいぜい知っているのはBMWとレクサス程度。
だから、マーケティングを行う上でのキーワードとも言える「共感」というものが、僕と著作との間には生まれなかった。
もしも僕が企業経営者でこの本を読んだあとだったら、BCGにコンサルティング依頼は出さないだろうな。
なんといっても莫大なフィーをとるBCGのコンサルタントの提供する示唆がこの程度だったらROIが低くて経営責任を問われそうだから。
コンサルティング会社が本を発表するってのは、結構ビミョー。