ベトガーと並ぶ
ダイレクトマーケティングの知識を得るほど、対人セールスに否定的になっていた時に、本書を読んだのは幸運だったと思います。
驚くような内容はありませんが、それだけに凄みを感じます。
個人的には、ベトガーに匹敵する名著だと思います。ともしれば、テクニックを駆使して楽に売上をアップすることを考えていた私にとっては立ち止まるいい機会でした。
これも、必要なときに必要なものに出会うという、一種のシンクロニティです。
当然ですが、アメリカでの事例ですから、セールストークをそのまま使うことはできないかもしれませんが。
しかし、忘れてはいけないのは、販売する商品やサービスの質。
中小企業の場合、ここで他社との差別化ができにくいのが一番の問題となります。
本書でモチベーションを上げて、そこをクリアできたら、無敵の営業マンになれます。
スルーしても問題なし。
ブライアン・トレーシー氏は”営業哲学”の分野で
ナポレオンヒルやカーネギーとならぶ著名な人物ですが、
彼の数多くの著作の中から本作を敢えてチョイスする
必要性は感じませんでした。
前半に”商品(テープなど)の宣伝”がそこかしこに
でてくるのもちょっとしらけてしまう感じです。本作は新しく営業マンになった方をターゲットにしているようですが、
営業哲学の基礎を彼の著作から探りたければ
「カエルを食べてしまえ!(ダイヤモンド社)」の方がよいでしょう。
簡潔であり明瞭
類書は星の数ほどある。私自身、この手の本を一体何冊買い込んだ
だろう。本書は、著者の経験に裏付けられた大変信頼できる内容であ
る。 奇をてらった教えは見当たらない。言ってみればまあ当たり前のこ
とかも知れない。しかし、実践に裏付けられた必要かつ十分な内容を
簡潔な表現でさぁーと提示している。好感が持てる記述もいい。
初心者の人も、経験5,6年の人も、ぜひとも読んで書かれてあること
を実践してみてください。私も実践してみることにします。