仕事に飽きてきたひとにもオススメです。
新人ならではのさわやかで一生懸命な様子が伝わって仕事にマンネリを感じていた私に元気をくれました。
ツルちゃんを見習って自分が気付いた些細なことが
職場で役立つかもしれないと、発言したら良い方向に。
ぜひ読んでみてください。
主人公の生き生きとした様子が気持ち良い成長物語
新人研修を終えて、お店に配属されたツルちゃんは、まず1日の予算(売上目標)5万円から販売活動をスタートします。
最初に勇気を出して声をかけたお客様は、自分の母と同じ年代。「感じのいい販売員さんね」と会話がはずみ、「ご祝儀よ」とジャケットを2着購入してくれました。ツルちゃんは、相手に好印象を与えるだけでなく、幸運の持ち主でもあるようです。
ツルちゃんの「店全体が良くなる仕事なのだから、パートさんも含めて当番制にしてはどうか」という提案がさっそく実行されると、不思議なことが起きました。お店がみるみるきれいになって、店全体の売上が上がったのです。全員がディスプレイを担当することによって、商品の陳列に気を配るようになり、自分がディスプレイした組み合わせ(コーディネイト)を自信をもってセット販売できるようになったのです。 「春の章」で全くの新人だったツルちゃんは、「夏の章」「秋の章」とグングン成長し、「冬の章」になると月間“予算”700万円(毎日30万円以上の売上)を達成するようになりました。
ぼやぼやしていると、ツルちゃんが全部売上ちゃう! と危機感を感じた先輩たちは、とうとう、お客さんを見かけると飛びつくように突進するようになりました。これではお客さんの印象が良くありません。熟考の結果、他の販売員全員が接客していることを確認してから初めて自分も接客する、というシバリをかけました。それでも予算を達成してうツルちゃんは、もう店全体を支える頼もしいリーダになりました。
最後の「梅春の章」で、ツルちゃんはお店を卒業して、本社の経営企画部門に異動することになりました。たくさんの常連さんが別れを惜しみ、店長は「社内表彰されたのはツルちゃんのおかげ」と称えてくれました。
ツルちゃんが生き生きと成長する様が気持ち良い、読み終わってスッキリする物語(実話)でした。