良いボールを待て
有名な投資家Warren Buffettの取っているフォーカス投資戦略の優位性をいろいろな側面から説いている。フォーカス投資とはうまく経営されている少数(10~15社)の企業に投資し短期の株価変動に惑わされずに長期(5年以上)保有する戦略で。バフェットをはじめ、多くのべンジャミン・グレアムの弟子やあのケインズが長期にわたって市場平均より遥かに高い運用成績を収めてきた手法なのだが、肝心の「よい企業を選ぶ方法」には触れていなかった。これは同じ著者による前作「株で富を築く バフェットの法則」に書いてるようなので先にこちらを読むべきだった。
株式投資を確率論や心理学の側面からも見ているが、所詮時代に恵まれた成功の後講釈の感がぬぐえない。
それで次のような示唆に富む指摘があった。
・将来を予渡・できるとは考えてはいけない。
・とびきり良いチャンスがきた時にだけ行動せよ。そまでは寝て待て。むやみに売買をしてはいけない。
株を勉強するのであれば一読してみてはいかがでしょうか?
可能であれば、姉妹作の「株で富を築く バフェットの法則」を読んでから読めばより一層判りやすいと思います。個人的には、過去の偉大な投資家の話が好きなので、特に、3章、4章を好んで読みました。
なお、8章は私には少し難しかったので、星4つとしました。