思考プロセスの使い方
問題解決手法としてのThinkingProcessについて、
色々な事例への応用例が紹介されています。ThinkingProcessを適用する場合、どのように問題を捉えるか、
どのタイミングで、どういう範囲の図を書くか、
迷うことが多く、なかなか、本の通りには、
いかないことが多いのですが、
この本では、考え方の筋道を書いてくれていて、
実際の問題に適用する際のヒントが得られそうな気がします。
TOC思考プロセスのケーススタディ
TOC思考プロセスのケーススタディ。ケースは原著から4つ減って9つ。
プロフィットセンター化によるデメリットの解消、市民病院の業務拡張、不確実性と経営者の無理解にさらされる購買担当者の苦悩、といった、今までのTOC思考プロセスのケースではとりあげられていなかったケースは、特に興味深い。
ケースは、米国のものであるので、日本にはそのまま妥当しない部分もあるが、著者作成の現状分析ツリーに現れる根本原因は、日本にもあてはまる。経営の本質には、日本と米国で通じるものがあるということか。
著者作成のツリーには、期待と現実のギャップを描き出すものなど、従来の思考プロセスをアレンジしたものがあり、思考プロセスは実は自由度が高くさらなる可能性を秘めたものだ、ということがわかる。
経営の問題点と解決のヒントを考えたいひとにおすすめ。TOC思考プロセスを知らなくてもまったく問題ない。図解で経営のケーススタディをしたいひとにも。