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もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)の商品レビュー もてない男のための
体系的恋愛学
構成が非常に体系的で、よくぞここまでアカデミックに恋愛を研究したものだなというかんじです。この本が研究なのか、文芸評論なのか、啓蒙書なのかということを問われる人も多いと書いてありますが、著者はエッセイだと言っています。たしかに、面白おかしく味付けがしてあって楽しく読めるという意味ではそうなのですが、様々な文献に対する批評的なコメントや恋愛を体系的に捉えて直している点において研究といってよい代物だと思います。コミュニケーションスキルを磨けば恋愛ができるという主張に対して、恋愛という場が無ければコミュニケーションスキルはそもそも磨けないというのはその通りだと思います。もちろん恋愛だけがコミュニケーションの場ではありませんが。 恋愛欲っていうのは今の若者もやきもきしてるのでは
恋愛は現在非常に価値があるものとして世に認められていると思いますが、その恋愛を インテリ文系男のルサンチマン
インテリ文系男に男前がいない、ということに気付いて、三島由紀夫の「インテリ嫌悪」に深ぁぁく共感した時期がある。有名な男性作家のあの方たちとか、論客やらのあの方たちとか、いわゆる知識人のあのヒトこのヒトとか、彼らが「日本は」「日本人は」と語る口調に、「で、アンタ何人な訳?」と突っ込みたくなること何百万回。 インテリは見てきたように性を語る
もてない話に共感して読んでるうちに、いつしか「オレは知性溢れる美人しか相手にしない」という自慢話のようになるが、それはそれとして「文学に現れる性」をめぐるムダ知識は楽しめる。源氏物語に出てくるセックスの多くは強姦である。今昔物語集には男が蕪に穴を空けてオナニーに使う話がある。森鴎外はさりげなく女性の自慰シーンを描いている。明治あたりまでは妾がいるからといって必ずしも正妻がいるとは限らない・・・。知ってる人には常識なのかも知れないが、私のような門外漢は軽く「へー」ボタンを押したくなる。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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