商品の情報
つっこみ力 ちくま新書 645

つっこみ力 ちくま新書 645

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

つっこみ力 ちくま新書 645の商品レビュー

2.0 増長が鼻につく
本書をこれから買って読もうと思っている人にアドバイス。第一部の「つっこみ力とは何か」は、飛ばしなさい。つまんないから。

本書は構成からして迷走している。まず第一部では、本書のメインテーマといえる「つっこみ力」についての解説が行われる。これが約100ページ。で、残りはどうなるのかといえば、『反社会学講座』等でおなじみ、著者いうところの「統計漫談」が行われる。

つまり、「つっこみ力」というテーマで本を書こうとはしたけれど、それだけでは1冊分に足らず、統計漫談を付け足したのだと思われる。本書の内容が薄味なのは、このような事情のせいかもしれない。

さて、本書のメインテーマ「つっこみ力」について。その主張の骨子とは、「面白くない意見など誰も聞いてくれない」というもの。あんたがそれを言うのか。

確かに、著者の『反社会学講座』は面白い。でもあれは、社会学的手法を用いて従来の社会学的見地を覆す手法が面白いのであって、著者の文章が面白いわけではない。むしろあからさまにウケを狙っているその文章は、寒い部類に入る。

表現者にとって一番大切なのは、「伝えたい人に伝えること」である。私はアカデミズムの人間ではないので何ともいえないけど、学者にとって大事なことは、第一に「同業者に認められること」ではないだろうか。一般人に受ける文章が書けたとしても、それで教授になれるわけではないのだから。学者仲間が「興味深い」と思ってくれるものを書くことが最重要なわけで、本書を読んだ学者は著者の主張を鼻で笑ったことだろう。彼らの書いた本はつまらないから売れないのではなく、ターゲット層が狭いから数が出ない、というだけのこと。

また、啓蒙書をライフワークとしている学者であれば、「面白さ」の重要性など身にしみてわかっているはず。そのような学者にとっては「何を今更」という内容に過ぎない。

この本でわかったことは、著者には数字を用いないでロジックを構築するだけの説得力がないということ。逆に言えば統計漫談のロジックにも、破綻しているものがある可能性が高いということで、やはり数字の説得力には注意する必要があるな、と思った。

後半の統計漫談はそれなりに面白かった(星3〜4相当)が、分量は半分だけなので、星2つ。
3.0 楽に生きたいのならば人には優しくしておこう
 彼のデビュー作?の「反社会学講座」が好きでした。一つ前の「反社会学の不埒な研究報告」を読む前にこっちを読んでしまったのは、単に入った本屋に前作が売ってなかったからです。

 社会学の本と言うよりは道徳の教科書みたいですね。困っている人がいたらゴチャゴチャ言わずにまず助けろ、と言う普遍的な愛について考えたくなる本です。あと人に優しく(甘く)しておくと自分も楽になると言う事が書いてあります。レイ・チャールズの半生を描いた映画『レイ』でもそんなシーンがありますね。僕は自分に厳しい人で他人に甘い人になんて会った事ありません。自分に厳しい人は、仕事はきちっとやりますが他人にも厳しいので職場では大抵、嫌われています。

 「言いたい事は面白くなくては伝わらない」と言うのは彼の一貫した主張で、本作でもそこはぶれていません。挟み込まれるギャグも大抵は面白いのですが、どうも「反社会学講座」の水増し版の様な気もしてしまいます。「反社会学講座」を読んだときは自分が無知である事も相まって「おおお、世の中こんなしくみになってる部分があるのかよ!」と爽快なショックを受けたものですが今回は面白いけど同じ事を言っている印象になってしまいました。なのでちょっと肩透かしな部分はありますが、住宅ローンが自殺を増やすってのは本書のハイライトでしょう。それとインセンティブについての話はためになりますので、そこも本書の読みどころです。
4.0 余裕あるオトナになろう
タイトル 「つっこみ力」 と帯の絵 (「反社会学講座」の表紙と同系統のイラスト) だけを見てパっと見 「お笑い系?」 と思って手に取ったのですが...。

いたってマジメな 「常識を疑え」 とか 「つっこみを入れるときも相手の退路を断つな」 というような優しさのある 「つっこみ論」 (メディアなどに対するリテラシー) の話でした。
お笑い好きで、ボケの中にもひそかに鋭いつっこみを入れる、そんな力をつけたい人 (どんな人だ!?) にピッタリの1冊だと思います。

p53の 「あんたどれだけ〜」 ってところへの流れがかなり笑えました (自分もそのつっこみを入れようと思ったので)。
4.0 パオロさんの中では一番好きな本でした
愛とは「わかりやすさ」であると説くパオロ氏。最初から30ページまでで本書の主張は達成しているのではないでしょうか。最後まで読んでみると、結局振り出しに。結論から入っているのでそれこそ「わかりやすく」読めます。

メディアテラシーたるものを「つっこみ力」と命名し、ユーモアとギャクの違いから、江戸時代の突っ込みまで文献を引っ張り出してその重要性を説いています。つっこみは批判=減点ではなく付加価値をつけると独自の理論を展開。

職業とはなんぞ?データとの付き合い方など、本来教科書チックな内容を面白く書いています。大学で講義を受けてる感覚に近いから不思議。引き込まれるんでしょうね。抽象的すぎる「社会学」に興味を持たせてくれる一冊。


2.0 つっこみの力を身につけるというよりは。。。
もっと深い意味での「つっこみ力」について書かれている。
まじめな話というか、深い話というか、難しい話というか。。。
コミュニケーションにおける「つっこみ力」とは?という話を期待していたので
ちょっと予想と違ったので☆2つです。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常4~5日以内に発送
2位 S 堀北真希・写真集
おすすめ度: 価格: ¥ 2,940  通常24時間以内に発送
3位 自分で奇跡を起こす方法~読むだけで人生が変わる真実の物語
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常24時間以内に発送
4位 蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)
おすすめ度: 価格: ¥ 880  通常24時間以内に発送
5位 竹中式マトリクス勉強法
おすすめ度: 価格: ¥ 998  通常24時間以内に発送
6位 とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)
おすすめ度: 価格: ¥ 536  通常24時間以内に発送
7位 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
おすすめ度: 価格: ¥ 660  通常24時間以内に発送
8位 ペルソナ4 公式設定画集
おすすめ度: 価格: ¥ 1,785  通常24時間以内に発送
9位 夢をかなえるゾウ
おすすめ度: 価格: ¥ 1,680  通常24時間以内に発送
10位 東大合格生のノートはかならず美しい
おすすめ度: 価格: ¥ 1,000  通常24時間以内に発送
こちらもおすすめです
反社会学の不埒な研究報告
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 1,500
通常24時間以内に発送
反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1)
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 798
通常24時間以内に発送
反社会学講座
おすすめ度: 4.5

コドモダマシ―ほろ苦教育劇場
おすすめ度: 3.0
価格: ¥ 1,470
通常3~5週間以内に発送
論より詭弁 反論理的思考のすすめ (光文社新書)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 735
通常24時間以内に発送