商品の情報
思考の補助線 (ちくま新書)

思考の補助線 (ちくま新書)

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

思考の補助線 (ちくま新書)の商品レビュー

5.0 「分かる」ために何をすれば良いか
「分かる」ために何をすれば良いのでしょうか?
本書では、脳で「分かること」について、いろいろな角度から
紹介されています。

合点がいくことは、「分からない」問題が「変質はするが、その
総量は減りはしない」こと。1つのことが分かってしまうと、自
分がどこが分からなかったか分かるし、「分からなかったこと」
が深くなります。そして、もう分からなかったときには戻れない。
思考に補助線が引かれる瞬間で、とても心地よい。これを褒めら
れるのも嬉しい。というのも、脳内報酬物質は「他人からの承認」
で最も放出されるので、強化学習になるからです。

ただ、いったん補助線が引かれると、他の補助線を考えることを
止めてしまいがちになります。この傾向を打破するハックや習慣
がほしいですね。

本書では、本当のことに感動する気持ち、情熱を持つことを推奨
してます。アインシュタインの言葉も引用しながら。その言葉は
「感動することを止めてしまった人は、死んでしまったのと同じ」。
3.0 クオリアのクオリアはクオリアなの?
最近テレビでよく見る茂木健一郎のことがちょっと気になって読んでみました。コンピューター科学の進展で、哲学で20年前くらいからホットな問題になって来て、PCのコモディティー化により10年位前から一般にも話題になって来た心脳問題に「クオリア」という言葉を持ち込んで科学者の立場からの発言をしている人です。脳内快楽物質ドーパミンが出て来る状態を「アハ!体験」とか言って、一般向けの頭の体操系の本も沢山書いています。「アハ!体験」というのは著者のオリジナルではなく外国の学者が"Aha"と言っているのを「アハ!」に置き換えたものです。ニュアンス的にはちょっと違います。英語の場合は語尾のアクセントは下がりますよね。
「クオリア」とは人が意識する実感みたいなものを表す言葉です。昔の哲学で観念とか呼ばれていたものと呼応する言葉です。人工知能が可能になったとして、知的な反応が人間と同じになった時に、機械は意識を持っていると言えるのか?と言う時に問題になります。
20世紀初頭にイギリスの高名な哲学者、ジョージ・エドワード・ムーアが外界の証明と題した講演で、壇上で両手を出して、「ここに手がある。証明終わり。」と言って物議を醸したという逸話を思い出させます。「クオリア」と言うことによって問題は過去の哲学と現代の脳科学が出会うことになります。いわゆる、古い皮袋に新しいワインが注がれると言うことでしょうか?それとも、新しい皮袋に古いワインが注がれると言うことなのか・・・・
個人的には興味があるような、ないような・・・・

P.S.全然関係ないのですが、茂木さんはソニーの研究員ですが、昔ソニーのハイエンド商品に「クオリア」というブランドがありました。これは茂木さんの影響なのですかね?それとも茂木さんが影響を受けたのですかね?ちょと気になっています。これが分かると、いわゆる「アハ!体験」ですね。







4.0 非常に文体が難しいので好みが分かれると思う。ただ、考えることが好きな人に興奮を与えてくれることは間違いない。
昨今の新書本としては、めずらしいほど文体が難しいので、好みがかなり別れる本だと思う。
ただ、じっくり考えたい人には向くと思う。
お気軽な本ではないので、固いのがいやだという人にはあまりお勧めできないが、
内省をすることが好きな人には知的スリルを保証してくれる本。

茂木健一郎氏が筑摩書房のPR誌『ちくま』に2年間連載をしていたものをまとめて、
「思考の補助線」というタイトルでくくってまとめたもの。

「思考の補助線」とは何かを語るという内容ではなく、この本を読むことによって、読者の思考に補助線を引いてくれる内容になっている。限定的なテーマはなく、好きなところから読むことができる。

取り扱っているトピックはかなり学際的に広く、文体・主張も『ひらめき脳』などのように、すぐにわかるタイプのものではなく、読みながらじっくり考えさせられる内容。読者の思考と茂木氏の思考が生み出す新しい思考のための本。

- 生きることは自由だけど自由じゃない。
- 「自由意志」は有限な自由に過ぎない。

じっくり考えることを好む人には意味のある論考。
味わいながら読むタイプの本だと思います。
すばらしい。
3.0 高尚で難解な内容
本書の第一印象は高尚な文章で組み立てられているということだ.すべての人には理解することは難しいだろうが,著者の考え方はある程度伝わってきた.ただ,補助線の意味がいま一つよく分からなかった.

また金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」を引用している所は,非常に共感を覚えた.“みんなちがって,みんないい”というのは,生物のもつ多様性が人間の考え方の多様さに通じる非常に深い意味を持つ言葉だと思った.

さらに,創造性に関する記述は,脳科学者らしく,的確に表現していると思った.
2.0 頭の良い人のぼやきと不満。

読み始めた時は、茂木さんの初期作品的で、彼における近頃の銭儲け新書戦略とは異なり、路線修正したのかと安堵してみた。しかし、それは本書に収めれれている文章が2005年から2007年にかけての連載をもとにしているからとわかった。
さらにである。一冊の本になってみるとまったくのまとまりが無く散漫なイメージである。
結局のところ茂木さんは、日本の蛸壺的科学研究業界が嫌い(前から書いている)で2年間だけ居たケンブリッジのハイテーブルに憧れているのであろう。確かに現在の知の巨人かもしれないが、不満やボヤキの裏打ちをするための知では寂しい。
本書を読まれる方は今を生きているのである。彼自身はどうしても対立軸を設定したい様に思えてならない、どちらが良くてどちらが劣るのか。
そんな事を考えていたら、本書のタイトルの補助線とは対立をクリアーカットにするための補助線ではないかと思えてならない。
彼の言う多様であることの必要性にはまったくの同感であるが、頭の丈夫でない(養老さん的に)小市民が本書を読むと、茂木さん自身はクローズドコミュニティーを標榜しているのではないかと思ってしまう。すなわち頭の良い人間、芸術に長けている人間、技術に長けている人間だけが住む世界。
多様な思想や文化が多様な歴史を折り合いをつけながら築いているという文脈はどうも彼の住む日本には無いようである。
広告代理店的戦略でメディアの露出度を上げ、本を出版し続ける知の巨人は一体何を日本人に要求しているのだろうか?

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 735
在庫あり。
すべては音楽から生まれる (PHP新書)
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 714
在庫あり。
茂木健一郎科学のクオリア (日経ビジネス人文庫 グリーン も 4-1)
「脳」整理法 (ちくま新書)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 735
在庫あり。
欲望する脳 (集英社新書 418G)
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 735
在庫あり。