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文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

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文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)の商品レビュー

5.0 いい!
読んで興味深く、実践して(いくつか課題が載っています)楽しい。課題に応じた作品がいくつも載っていて、それがまたユニークで面白い。

あなたにしか書けないことを誰にでも分かるように書くという大切なことを、それこそ誰にでも分かるように教えてくれる。ただ、レポートや報告書を書くための付け焼刃としては役に立たないと思う。

読み物として、テキストとして、一冊で2通りに楽しめる本。

3.0 詩や小説を書く人向けの本
レポートや仕事の文章でも、あまりに単調な表現がつづくと読んで
いて退屈になる。「わかりやすく、自分にしか書けない」というフ
レーズに惹かれて手にとってみたが、私が求めているものとはちが
っていた。

本書が伝えるのは「創造的表現」だ。ステレオタイプやありきたり
の言い方に自分の言葉をはめてしまうことで表現の限界を作ったり、
書くことが「つらい」と感じるようになったりするのはもったいな
い。パターン化するのではなく、自分の思っていることをそのまま
書くことで、次第に自分にしか生み出せない言葉ができてくる。は
じめは「書くこと」がはっきりと決まっていなくてもいい。そうい
う状況で、あたえられた「題材」、もしくは漠然としたテーマにつ
いて筆をとるという時には、この本は役に立つかもしれない。

私がふだん書くものは「相手に一意にしか伝わらない」ことを目指
して書くような文書である。内容や文章の配列もほとんど決まって
いる状態で執筆がはじまる。そんな中でさらに「伝わりやすく」
「陳腐ではない」表現はどのようなものであるべきか、ということ
をいつも考えているが、本書はそうした要求に応えるものではない。
ポエムやショート・ショートをうまく書きたいと思う人にとっては
有用かもしれない。
5.0 感性を解き放とう
書名だけ見ると、正しい日本語や崇高なレトリックについて講釈を垂れた手引書のような印象を受けるが、さにあらず。そのような瑣末な技法以前の問題として、「書くべきもの」をわたしたちの意識からすくい上げる哲学的感性を養うための認識論が展開されている。それは、既成概念や倫理的規範によって飼い慣らされたわたしたちの感性を解放する作業であり、絶えず意識をかすめては捨象されていく五感の訴えを言語によって拾い留める試みである。

そのようにして紡がれたものが、著者の定義する名文、すなわち、「自分にしか書けない事を、誰にでも分かるように書いた文章」となる。例示として、著者が大学の演習で学生たちに与えた課題と、それに対する学生の作品が随所に紹介されている。どれも創造的であるばかりかアバンギャルドでさえあるが、そこに描かれている対象そのものは、極めて通俗的な、平々凡々とした日常の断片に過ぎない。言い換えれば、誰しもが創造性を発揮するための材料を持ち合わせているということであり、どんなにつまらない光景でも文字通り光り輝く可能性を秘めているということだ。そのような輝きに彩られた生活は、どんなにか豊かで悦びに満ちたものだろう。

どのような小さな断片でも、つぶさに向き合えば微かな気づきが次々と喚起される。意識はそうした微かな気づきの増幅器であり、言葉はそれを他人に伝えるための変換器である。いや、他人どころか、自分自身が理解するためにも、言語化は必須だろう。もちろん、言葉はそれ自体が一般的既成概念から成り立つものであり、せっかく捕らえられた断片のみずみずしさが、言語化によって減衰される危険性もはらんでいる。意識の涵養と言葉の精錬は試行錯誤の繰り返しだ。

抽象化や類型化の誘惑に負けず、個別性や具体性と真摯に向き合う。禅にも通じるこの姿勢から、真に有用な抽象的概念や類型様式が生まれることだってあるだろう。既成の枠組みの間隙を突くものは、何も論理だけではないかもしれない。仮説思考やフレームワークがもてはやされる時代だからこそ、こうした感性もアンチテーゼとして持ち合わせておきたい。
5.0 色々と勉強になりました
文章制作を始めようと思う人、作文が苦手だから楽しんでみたい人等々、文章を楽しんでみたい人にお勧めしたいです。 本書は実技課題と断片論の2つから構成されており、課題には著者の講義を受けた一般生徒(大学生)の、様々な作品が見られます。 冒頭で良い文章の定義をし、そこに近づくための方法として、断片論を説明します。 言葉の断片を集め、自分でも気付かなかった言葉、考えを見つけだす… 言葉で遊ぶ… 他では見られないユニークなものでした。 しかし、小論文やプレゼン、本格的に小説を書こうとする人にはお勧めできません。本書はあくまでも文章を創造し、それを楽しむ事に焦点を当てているからです。 個人的な意見ですが、本書を小説などに役立てたいなら、断片論をどれだけ応用するかにかかっていると思います。こういった人は、事前に立読みをするのが安全です。 ともあれ、作文を楽しみたい人には強く勧めたい一品でした(^-^)
2.0 エッセイやショートショートを書く人向き
私が文章を書くと言えばここのレビューくらいなのだが、そこで一番注意しているのは、「いかに、レビューした商品の内容や実態及び、自分が感じたことを正確に伝えるか」である。

しかし、本書が目指しているのはあくまで「創造的表現」であり、エッセイやショートショートを書く人に有益な内容となっている。残念ながら、私にとって役立つ箇所はほとんど無い。

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