ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
昭和を少しずつの年代の区切って論じ、当時の論者や当時を振り返った文章を 収録した興味深い資料集です。 特に元号が昭和に変わるときの東京日日新聞(現毎日新聞)の編集者の文章は 笑ってしまいました。 ソースを持ってきた編集者については死んでいるから、なぜそのようなソースを もってきたのかわからないし、調べなかった。 大正期の徳政のニュースを、新聞が落とした時も、元号のときも政治部長の責任は とられなかった。それに対して不満を抱いた社長については、皇室崇拝の近視眼 であり、落としたこと自体については特にふれられていません。 この文章からも毎日新聞の性質は大正時代から特に変わっていないのだなと 痛感させられました。 しかもこの記者阿部真之助氏はその後日本エッセイストクラブを創立、会長になり 新聞文化賞も後に受賞、NHKの会長にまでなっています。 編者の半藤氏は阿部氏の文章を忠君愛国時代の雰囲気をよく伝えている、と述べられますが どちらかというと当時のマスコミのヘタレ具合が際立っておりその点で興味深いです。 とはいえ他の資料も面白く、おすすめできる書物です。