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商品の情報
出口のない部屋 (ミステリ・フロンティア)の商品レビュー 人間の心情がよく書けている作品
はじめてこの作家さんの本を読みました。 人間の心理
出口のない部屋という小説のなかで、出口のない部屋に閉じ込められる3人。この部屋に集められた原因を探ろうと、それぞれ自分がどういう人間かということを他の2人に語るのだが、その語っている内容と、小説の著者が描き出すぞれぞれ3人の、違いの大きさに表面的にはみえない人間の怖さを感じました。 タイトルは変えたほうがいいかも
作中作のミステリー。 面白い。単調なミステリに飽きた人にオススメ。
ミステリーのコアとなる構成がとてもおもしろかったですが、ネタバレになるので触れずにおきます。ニワトリ胚の研究など、実は密かにフランスの香りがしていて、それもまた京都とパリという二つの古都を知り、専門的なことから文化に至るまで深い知識をもつ著者のセンスを感じました。ミステリーは一般にトリックに凝りすぎて、登場人物の行動がうすっぺらいことも多いけれど、彼女の作品は人間の心理と行動にとてもリアリティがあり、普通なら識閾下にあって自分では気づかないような人間の心の奥を鮮明に描き出していて、本当に何度もぞっとしながら読みました。ミステリー自体の謎解きと同時に、鋭い所をついた人の心理と行動に、つい現実に戻って自分自身を反省したり、また一方で殺人事件などという話を書いてるにもかかわらず、著者はどんなに優しく明るく繊細で聡明な人なのだろうなどと思いを馳せたりしてしまいました。彼女の前では嘘はつけないな・・・。ともかく、一度読み終わってミステリーとして味わった後も、また別の意味で、なるほどねぇと考えさせてくれる作品です。 すばらしい作品!
岸田るり子の第2作目を読みました。1作目ではおどろおどろしい人間関係で楽しめましたが、今回はそれがさらにパワーアップして、さらに不思議な雰囲気を作り出し、寒気をおぼえるほどでした。連休をかけてじっくり読む予定でしたが、吸い込まれるように一日で読みきってしまいました。エンディングはまったく予想をくつがえすものでした。すばらしい作品だと思います。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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